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【動画】「箱根駅伝10区区間賞」岸本遼太郎(3年)と「関カレハーフ4位」薄根大河(2年)が語った“鉄紺”チーム愛《徹底解剖:東洋大学2024②》

2024/07/20
駅伝シーズンでは東洋大学の主力としての活躍が期待される岸本と薄根
2025年1月2、3日に開催される第101回箱根駅伝。そこに出場し、上位争いをすると見込まれる大学を動画で取材、独自の視点で深堀りしていく「徹底取材」シリーズ。その第1弾は酒井俊幸監督が率いて、V字復活のプロセスを歩む東洋大学だ。入学早々、存在感を見せるルーキーたちのインタビューに続き、2、3年のキーマンに話を聞いた。

 6月中旬、福島・猪苗代での合宿で話を聞いてみたい選手が2人いた。3年生の岸本遼太郎、そして2年生の薄根大河だ。

 今季の東洋大はチームの「軸」がはっきりしているように見える。最上級生の梅崎蓮、石田洸介、小林亮太はトラック、ロードとそれぞれの得意分野で結果を残しており、駅伝シーズンも主要区間を担うことになるはずだ。そこに松井海斗を筆頭とした勢いのあるルーキーが絡んでくるーーこのあたりが大方の駅伝ファンの東洋大への見方ではないだろうか。

 ただ、それだけでは、今季、彼らの最大の目標とする「箱根駅伝優勝」は成し遂げられない。長距離界やそれを取材するメディアなどで「中間層」と呼ばれる、チーム内で5〜10番手の実力を持つ選手がいかに20kmの距離を走るかに箱根駅伝の成績は成否されることが多いのだ。

 ただ「中間層」とまとめられてしまうと、選手の「個性」が見えなくなってしまう。チームの底力となるような選手たちの性格が知りたい、個性を宿した言葉を引き出したいと考えた時に、思い浮かんだのが岸本と薄根の名前だった。

 岸本は、前回の箱根駅伝10区で見事に区間賞。3位の背中が見える位置まで追いかけながら届かなかったことで、ゴールでは悔しさを覗かせていたが、「鉄紺の再建」の象徴とも言えるような攻めの走りを見せた。全日本予選では力を出しきれなかったが、7月に入ってから1万mで28'37"95の自己ベストを記録している。

 薄根は前回の箱根では16名のエントリーには入ったものの不出場。今回の取材で12月末に「疲労骨折」をしていたことを明かしてくれた。ただし、関東インカレ1部のハーフマラソンでは4位に入って、主将・梅崎とW入賞を果たした。長い距離への適性があると酒井監督も考えているようで、全日本や箱根で貴重な戦力となるはずだ。

 ・チームが復活をしてきた要因は何か?

 ・自覚するチーム内での立ち位置と、次の箱根駅伝で走りたい区間は?

 ・梅崎、石田ら強い4年生の姿はどう映っているのか?

 ・駅伝で力を発揮するために必要なものは何か?

 駅伝シーズンも大いに期待できる東洋大学。その中でもキーマンとなりそうな2人に、それぞれじっくりと話を聞いたインタビュー、お楽しみください。

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