「非常にレース巧者の走りができたと思います。レース前半で無駄な力を使わずに、勝負どころでうまく位置取りをしていき、最後のラストスパートでは良い位置で上がることができましたので」
第100回の箱根駅伝で3位と僅差の4位となり、一時期の低迷から「復活」の狼煙を上げた東洋大学が、今季のトラックシーズンも好調だ。
関東インカレでは5000m、10000m、ハーフマラソンという長距離の主要種目すべてでダブル入賞。6月23日に開催された全日本大学駅伝予選会では危なげなく2位で通過。しかも予選会は内容が1〜3組で、それぞれ松井、網本佳悟、石田洸介が組トップでゴールするという積極果敢な内容だったのだ。
その鉄紺軍団を率いる酒井俊幸監督が冒頭のように語るのは、1年生・松井海斗の関東インカレ5000mの走りについてだ。松井はルーキーながら5位に入賞、全日本予選では1組でトップ、そしてU-20日本選手権5000mでも2位と入学早々そのポテンシャルを見せつけている。
今回、6月中旬に実施したインタビューでは、梅崎蓮、石田、小林亮太という4年生が「流れを作った」とする関東インカレを振り返ってもらいつつ、高校時代の実績十分で入学してきた松井を始めとするルーキたちの現状について話を聞いた。
動画では、その他にも以下のようなことを聞いている。
・ 1年生は駅伝シーズンでも「即戦力」になりそうか?
・ お父さんは酒井監督と同級生。ルーキー迎選手の長所とは?
・ 主将・梅崎は北海道マラソン、そして●●マラソンに出場予定
・ NIKEの厚底シューズ登場以降、練習内容が激変した深い理由
・ 市民ランナー必見!酒井監督が「ジョグシューズ」に求めるもの
駅伝シーズンも大いに期待できる東洋大学。その指揮官の練習、シューズ、そして食事など様々な面での知識、気配り、そして思考の柔軟性が垣間見えるインタビュー、お楽しみください。
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