#660

記事を
ブックマークする

西武の救世主、松永を変えた先輩杉内の言葉。

2009/03/08

 日程の7割を消化し、佳境を迎えたパ・リーグ。プレーオフ進出のカギは、ローテーションを守れる投手が何人揃っているかにかかっている。

 球界では、「夏場を経験していない若手投手に、後半戦の期待をするのは酷」とよく言われる。前半戦8勝の八木智哉(日本ハム)や9勝の涌井秀章(西武)などは、その言葉通り、夏場を境に快進撃に陰りが見えてきた。

 逆に開幕当初は二軍だったが、夏場に一軍に上がってローテーションの一角に食い込んでくるピッチャーもいる。西武のルーキー、松永浩典がその典型だ。8月3日のロッテ戦で初勝利をあげると、10日のオリックス戦は7安1失点の初完投をやってのけた。どこのチームも台所事情が苦しくなってきた時期。伊東勤監督にしてみればこんなに嬉しいことはないだろう。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

0

0

0

前記事 次記事