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《インタビュー》「えっ? 広島がなんで俺?」松野遥弥が語るドラフトと“座右の銘”「ナルシストとは違いますからね(笑)」【広島ドラゴンフライズ】

《発売中のNumberPLUS「B.LEAGUE 2026-27 OFFICIAL GUIDEBOOK」より、[広島ドラゴンフライズ]松野遥弥「自分を好きでいられたら」を特別に公開します。》

 2026年1月29日に開催されたBリーグドラフトにおいて、松野遥弥は1巡目全体6位の選手として広島ドラゴンフライズに指名された。その瞬間、感じたのは大きな喜びと安堵感。そして……。

「これ言ったらどうなのかなあとも思うんですけど、すっごくびっくりしたんですよ。えっ広島? 広島がなんで俺? みたいな(笑)」

 ましてや広島には2025-26シーズンに、白鷗大学を中退した佐藤涼成がルーキーとして入団しており、今季はドラフトで新人を取ることはないのではと松野は考えていた。

「これまで接点のなかった広島に、ドラフトで名前を呼ばれる可能性はゼロだと思っていました。だから思わず、えっ、なんで俺? となったわけです」

 言われてみれば、なるほどと思わないでもないが、ただ、それはあくまで松野の感触であり、松野の予想。7月7日に行われた入団記者会見で岡崎修司GMは松野獲得の理由をこう語っている。

「彼は非常に高い身体能力と局面を打開できるポテンシャルを持っている選手。現在の実力はもちろん、将来的な伸びしろは大きく、我々のクラブが次のステージへ進むための重要なピースになると信じています」

 そう、つまり、それが「なんで俺?」の答えだった。

選手としての自信を喪失した期間

 愛知県豊橋市出身。地元の強豪・桜丘高校から専修大学に進み、190cmの高さと豊富な運動量を兼ね備えたオールラウンダーとして注目を集めてきた。だが、順調に思えた学生生活の最後の年に、松野は生まれて初めて「抜けられないトンネルの中にいるような苦しさ」を味わうことになる。噛み合わないチームの歯車、それを修正しようともがく日々。'25年11月に専修大学の関東大学リーグ2部降格が決まり、その年の12月に行われるインカレ出場権も失ったとき、「選手としての自信が揺らぐのを感じた」と振り返る。

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photograph by Taisuke Nishida

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