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【動画】「かっこいい往路で…」増子陽太・本田桜二郎・新妻遼己、早稲田大学“令和の三羽烏”が箱根駅伝と互いの素顔を語り合う「一番負けず嫌いなのは?」《徹底解剖⑤》
第5弾は、その黄金ルーキー3名が座談会形式で登場。入学早々大活躍の3名は、自分自身、そして仲間でありライバルであるお互いをどう見ているのか。競技者としてのプライドが垣間見え、意外な一面が顔を覗かせ、1年生らしい素顔も透けたインタビューになった。<花田勝彦監督、小平敦之選手、山口竣平選手、鈴木琉胤選手の動画インタビューも公開中です>
早稲田大学の1年生トリオ、増子陽太、本田桜二郎、新妻遼己。今季の前半戦、彼らは多くの話題をさらった。昨年末の全国高校駅伝1区で、3人が競り合い、ハイレベルなレースを繰り広げたことは記憶に新しい。かねてライバル関係の3人が、揃って早大に入学したとあって、学生長距離界において大きな注目を集めているのだ。
3人は入学直後から、その注目度の高さに見合った規格外の活躍を続けている。
増子は5000mでU20日本記録を2度更新、日本選手権では7位入賞を果たした。本田は初出場の日本選手権で1500m2位に入ると、8月のU20世界選手権3000mでは見事に銅メダルを獲得。新妻はやや2人に出遅れたものの、U20アジア選手権、U20世界選手権と2つの国際大会で日の丸を付け、夏を前に一気に調子を上げてきた。

かつて1990年代前半に、現駅伝監督の花田勝彦、櫛部静二(現・城西大監督)、武井隆次の3人が“早大三羽烏”と称されたが、当世では、増子、本田、新妻が“令和の早大三羽烏”として、さっそく旋風を巻き起こしている。
花田監督も彼らに36年前の自分たちを重ね合わせて見ていた。
「新妻はすごく真面目でコツコツやるタイプ。増子はセンスがあって、やることはやりますが、時々ちょっと抜けている時もある。本田はやんちゃな感じもありますが、すごく魅力があります。大学に入った頃の自分たちと、3人はかぶるところがちょっとありますね」
3人の座談会は、8月中旬の新潟・妙高合宿の最中に行われた。取材の冒頭、3人には手製の◯✕札を使って最初に12の質問に答えてもらった。その後に回答を掘り下げていくと、彼らの性格だけでなく、走りの特徴なども浮かび上がってきた。また、お互いの性格などもしっかり把握しているようだった。
例えば、『いま100mで一番速いのは僕だ』という質問では、本田が『YES』、増子と新妻は『NO』と迷うことなく答えた。
「絶対的な自信があります」と本田はきっぱり断言し、「11秒台では絶対に走れます」と続けた。
だが、これは序の口。今季の前半戦、1500mを中心に結果を残した本田の活躍を鑑みれば、我々にとっても想定していた通りの答りで、本田のスパート力は増子と新妻も認めている。ただ、2人揃って「“今は”勝てない」と、“今は”を強調。そんな負けず嫌いの一面も覗かせた。
(ちなみに、『一番負けず嫌いなのは僕だ』という質問では、新妻と本田が『YES』で、増子だけが『NO』だった。これは、天の邪鬼な回答ととるべきか……)
続いての質問『現時点でハーフマラソンを走ったら、自分が一番速い』は、最初の質問とは逆で、増子と新妻が『YES』、本田が『NO』だった。
「自分は最初の5kmを突っ走って、後半垂れるような走りになると思う。2人は、単独で走れるのですごいなと思います」
本田は、自身の現状の課題に目を向けつつも、2人の長い距離での強さを認める。一方、増子と新妻が『YES』と回答した理由は……動画でご確認ください。

このインタビューが行われたのは、3人がU 20世界選手権から帰国して約1週間後のこと。3人にとっては、夏合宿がまだ始まったばかりの時期だった。本格的な走り込みを乗り切った先に、3人の回答が変わっている可能性は十分にある。
話題は、当然この秋冬の駅伝シーズンにも及んだ。花田監督は、即戦力としての活躍を期待するどころか、彼らが駅伝の優勝のキーマンになると踏んでいる。
「前半戦で活躍した1年生3人は、三大駅伝全てに絡んできてもらわないといけない。そうしないと優勝は見えてこないと思っています」(花田監督)
動画では、『出雲駅伝2区を走るのは僕だ』、『箱根駅伝で走りたい区間がある』という質問に加えて、『箱根駅伝で絶対に走りたくない区間がある』という、少し角度を変えた質問も投げかけた。それらの回答からは、自身の走りの特徴を踏まえた上で、“優勝”というチーム目標を成し遂げるために、自分がどんな役割を果たすべきか、彼らが思考を巡らせている様子が垣間見えた。
増子陽太はプレッシャーに弱い!?
動画内では、以下のようなトピックを話している。
- それぞれのベストレースは?
- 増子はプレッシャーに弱い?「ナヨナヨしてる」証言も
- タイプが違う“負けず嫌い”
- 大学駅伝デビューは出雲路で
- 箱根駅伝へ向けたビジョンと希望区間
- 憧れの選手で「アメリカのコール・ホッカー」を挙げたのは?
- マラソンへの興味は?
- 指導者への道は全員がNO。理由は?
『最終的に早稲田のエースになるのは僕だ』という質問には、当然のごとく3人そろって『YES』札を上げた。将来の臙脂を背負うという自覚はもうすでにあると見ていい。頼もしいチームメイトであると同時に、お互いがライバル。まだ初々しさも残る“スーパールーキー”座談会、お楽しみください。(8月17日取材)
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