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《独占取材》日本人22年ぶりMotoGP最高峰で優勝…小椋藍が明かすレース観と“筋トレなし”の練習「初表彰台までは…」「バイクに乗れば全部オッケー」
2026/11/08
グランプリ最高峰クラスで日本人として22年ぶりの優勝を果たした小椋は、MotoGP参戦2シーズン目にして、目を瞠るばかりの進化を遂げた。ライディングにおける常識を鵜呑みにしない、彼の独特なレース論に迫る。(原題:[MotoGPライダーの進化]小椋藍「誰とも違う、走りのアプローチ」)
<こちらの記事のベースになったインタビュー完全版を、動画にて近日中に公開予定です>
<こちらの記事のベースになったインタビュー完全版を、動画にて近日中に公開予定です>
「一番でチェッカーを受けたときは、ようやく“本当の一番”になれたかなっていう気持ちでした」
今年の6月、MotoGP第10戦オランダGPで、小椋藍は最高峰クラス初優勝を達成した。開幕戦から「表彰台を狙っていた」今季は、実際いつ表彰台に立ってもおかしくないレースが続いていた。第5戦フランスGPで3位となって初表彰台を獲得すると、表彰台争いの常連へと戦いのステージを一気に上げての快挙だった。
シーズンは終盤戦に突入したが、ここまでの戦いで藍はポールポジションを含むフロントロー3回。スプリントではトップ3フィニッシュが4回。決勝レースでは4回の表彰台に立ち、インドネシアGP終了時点でランキング5位につけている。
藍の強みは、スタートからゴールまでタイヤのパフォーマンスをうまくコントロールし、安定したペースで走れるところにある。今季のヨーロッパラウンドは熱波の影響で気温が高く、タイヤに厳しいレースが続いたことも藍の走りに追い風となった。過酷なコンディションの中で藍はペースを維持し続け、ポジションを上げていく。特にレース終盤の追い上げは凄まじく、ライバルたちにとっては脅威以外のなにものでもなかった。

加えて、藍が乗るアプリリアのマシンは今季好調で、昨季まで常勝だったドゥカティ勢と互角以上に戦えるようになった。さらに、藍のスムーズな走りに相反する「ウエットコンディションと寒い天候に弱い」というウィークポイントも、マシンへの慣れとそれに伴うライディングの進化で昨季より改善されつつある。
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photograph by Getty Images / Kiichi Matsumoto
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