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7回89球無失点でも東克樹が「キツかった」と吐露した理由…正木智也のサヨナラ本塁打を生んだ“王貞治の教え”《日本シリーズ第3戦:2人のKEYMAN》

2026/11/07

東克樹 “らしさ”全開の併殺ショー。

 ゴロの山は、そのまま併殺の山へとつながっていった。

「ソフトバンクの打線は怖いですよ。怖いから打球を上げさせないこと。だからこそシングルヒットはオッケーぐらいのつもりで、徹底して低めを攻めるっていうことを意識してやった結果、打球は上がらなかった」

 打者26人に対した東克樹が、奪ったフライアウトはたったの1つ。1回に近藤健介が放った左飛だけだった。徹底的な低めの出し入れでゴロの山を築いた答えが、5併殺というシリーズ新記録だった。

 波乱の立ち上がり。いきなり1番・正木智也に死球を与えて無死一塁。しかしそれはこの日の“併殺ショー”が始まるゴングにすぎなかった。2番の周東佑京を得意のスライダーで遊ゴロ併殺に打ちとると、3回、4回、6回、7回と走者を背負うが、ことごとく併殺でピンチを切り抜けていった。

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