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《インタビュー》「3Pシュートに頼りすぎないで」富永啓生が語るBリーグでの手応え…レバンガ北海道が改善すべき「117.4」とは?

北海道は昨季、クラブ史に残る37勝23敗という好成績を残した。快挙の中心にいたのは日本人で唯一、ベスト5入りしたこの男。Bプレミア開幕を前に稀代のシューターが語る熱い思いとは。《発売中のNumberPLUS「B.LEAGUE 2026-27 OFFICIAL GUIDEBOOK」より、[レバンガ北海道]富永啓生「不遇でも前を向くことで」を特別に公開します。》

 富永啓生は心なしか、1年前よりリラックスしているように見えた。

 コート上で感情を爆発させる姿とはまるで別人のように、普段は温厚だ。しかし、そんな彼も1年前に小誌で取材した際は、やや緊張しているように見えた。

 レバンガ北海道加入前の2024-25シーズン、富永はGリーグのレギュラーシーズンでわずか平均8.7分の出場時間しか得られなかった。

 エースとしてネブラスカ大学をNCAAトーナメントに導いた富永の経歴からすれば、物足りない数字だ。NBAという目標から一時的に遠ざかろうとも、キャリアを立て直す必要があった。悲壮感こそなかったにせよ、かなりの覚悟を持って日本に帰国したことは想像に難くない。

 あれから1年。富永の表情は、その決断が正しかったことを物語っているようだった。

 37勝23敗。この成績は、Bリーグ発足以来、一度も勝ち越しがなかった北海道にとって、クラブ史に残る快挙だ。富永はその中心にいた。

「全体的に見たら思い描いていた通り、完璧とは言わないまでもいい方向には行けました。Bリーグに入って1年目でチャンピオンシップ(CS)ギリギリのところまでチームを導けたのは大きな成果だと思います」

 富永の言葉通り、北海道は序盤戦から並みいる強豪を相手に勝利を重ねた。開幕した10月を7勝3敗とすると、11月2日の大阪戦から怒濤の12連勝を記録。2024-25シーズン王者の宇都宮を破った1月24日には東地区首位に立った。これもクラブ史上初のことだった。

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photograph by Sohei Oshiba

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