「大学4年間のうちに必ず全日本選手権で優勝すると決めていたんですが、まさか1年目でそれが達成できるとは想像もしていませんでした」
パリ五輪翌月に行われたフェンシングの全日本選手権。女子フルーレで18歳(当時)の長瀬凛乃が、準々決勝では上野優佳、決勝では東晟良とパリ五輪団体銅メダリストを撃破し、頂点にたどり着いた。
実は大会1週間前は「絶不調だった」。パリ五輪代表選手らとの練習試合では「5点以下に抑えられることがずっと続いていたんです。最初は(全日本で)ベスト4という目標を掲げていたんですが心が折れてしまって、“ベスト8に入れたらいいかな”と少し弱気になっていましたね」
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photograph by Yusuke Nishimura