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「全体の戦略を変えてしまった」3区・佐藤悠基の凄み…4区で「最下位での区間賞」を獲ったのは誰?《箱根駅伝“区間”の物語:3区&4区》
3区 戸塚~平塚 「佐藤悠基がもたらした戦略の転換」
現在ではスピードのあるエース格を起用する区間となっている3区。その重要さにいち早く気が付き、実践したのは山梨学大の上田誠仁監督かもしれない。1992年にはエースのジョセフ・オツオリに次ぐ力を持つケネディ・イセナを3区に起用。1位の順大との49秒差を逆転して1分23秒差をつけ、同校に初優勝をもたらした。
前半が下り基調のこのコースは、新人を起用するつなぎ区間というイメージが強かった。だがそれを重要区間と再認識させたのは’06年の東海大・佐藤悠基の驚異的な走りだった。
高3にして1万mで28分7秒39と実業団並みの記録を出していたスーパールーキー。大会前の練習では16kmの距離走が最長だったが、21・5kmにも臆せず突っ込み、最初の5kmを14分33秒で通過すると、そこから5kmは14分10秒と加速。終盤はケイレンも起きたが8人抜きを果たし、それまでの記録を37秒更新する1時間2分12秒の区間新記録を樹立した。1位との差も2分以上縮めて順位を4位に急上昇させ、チームを優勝争いの輪の中に押し戻した。この時の東海大は5区の不調で脱落して6位に止まったが、その威力の凄まじさを見せつけたのだ。
翌’07年には順大が、2年連続2区だったスピードランナーの松岡佑起を3区に起用して優勝への足がかりを築き、早大も’08年と’09年には竹澤健介を使って序盤の流れを立て直した。また、’14年には東洋大も4年生の設楽悠太を使ってトップに立つと、そのまま総合優勝を奪回した。
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