現実が漫画に追いついた。それは1992年、夏の甲子園2回戦で起きた松井秀喜に対しての5打席連続敬遠。その15年も前に、同じく5打席連続敬遠されていたのが『ドカベン』の山田太郎だ。
このような高校野球やプロ野球で「現実には起こらないだろう」と思われていながら実現した出来事が、実は『ドカベン』や『あぶさん』など、水島新司作品では既に描かれたものだったと紹介しているのが本書である。
よくぞここまで集まったと思うほど、1970年から現在まで、水島作品と日本野球の出来事を比較した、多くの予言やシンクロが取り上げられている。
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