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「自分には伸びしろしかない」。 五輪メダルの鍵は渡嘉敷にあり。 ~女子バスケ、5年連続MVPの新たな意欲~

今季は平均18.4得点、10.2リバウンド、フィールドゴール成功率65.6%をマークし連覇に貢献した渡嘉敷。

 13年ぶりのワールドカップ(W杯)出場決定で盛り上がる男子日本代表に負けじと、女子バスケットボール界にも新たな金字塔が打ち立てられた。3月2、3日に行なわれたWリーグ・プレーオフ決勝。JX-ENEOSが三菱電機を2連勝で下し、10連覇で並んでいたシャンソン化粧品を上回る史上初のリーグ11連覇を達成した。

 女王軍団の中でさすがの能力を発揮したのは、5年連続6度目のレギュラーシーズンMVPに輝いた渡嘉敷来夢だ。

「伝統のあるチームで勝ち続けるのは本当に難しいこと。全員で歴史を塗り替えることができて良かったです。今季は8年間組んできたポイントガードとセンターが抜けて、自分が一番ダメージをうけていましたから」

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photograph by AFLO

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