栗山英樹監督にはトラウマがある。去年のクライマックスシリーズ、ファーストステージのホークス戦。1勝1敗で迎えた第3戦、ファイターズが1点差に詰め寄った6回裏、栗山監督は中継ぎとして右のマイケル・トンキンをマウンドへ送った。しかしトンキンはアルフレド・デスパイネ、中村晃に2者連続でホームランを打たれ、たった5球でノックアウト。ファイターズはそのままホークスに敗れ、シーズンを終えた。
「あれは痛かった……だからあの場面で右バッターを抑えられる右ピッチャーがいれば、ああいうことは起こっていないわけでしょ」
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photograph by Naoya Sanuki