テニスのワールドランキングで女子は大坂なおみが1位になったが、男子で1位に立っているのはノバク・ジョコビッチだ。2018年の全米オープンで優勝して、2年ぶりで1位になっていたが、'19年は全豪オープンで優勝して1位の座を揺るぎないものにした。'18年から通算するとウィンブルドン、全米オープン、全豪オープンと、グランドスラム大会は3連勝だ。5月に開幕する全仏オープンで優勝すれば、年をまたいでのグランドスラムとなる。
ジョコビッチ自身、まったく同じパターンのグランドスラムを'15年のウィンブルドンから'16年の全仏オープンで達成している。'19年の全仏オープンで優勝すれば2度目になるわけだが、大会の内容を見ていくと、'15年から'16年のときより、いまのほうが内容では上回っているところがある。'18年から'19年にかけてのジョコビッチの戦いぶりを見てみよう。
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