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情熱を注げるものとの出会いを。2人のレジェンドが示す哲学。~コービーとレブロンが社会や政治にモノを言う理由~

 現役最後の試合で60点をあげてから2年もたたない3月4日、コービー・ブライアントはアカデミー賞の舞台に立っていた。バスケットボールへの思いをつづった自筆のポエム、『ディア・バスケットボール』のアニメ化作品が短編アニメ賞を受賞したのだ。引退後のキャリアに“ストーリーテリング”を選び、すでにいくつかの短編映像作品を制作しているのだが、『ディア・バスケットボール』もそのひとつだった。

 受賞のスピーチで、ブライアントは言った。

「バスケットボール選手として、僕らは黙ってドリブルだけついているべきなのだが、それより少し多くのことができてよかった」

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photograph by Getty Images

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