【スキーのサービスマン】
スキー選手がベストなパフォーマンスを発揮できるよう、スキー板を仕上げているのが、いわゆるサービスマン。時にはコーチやトレーナーのような視点も求められ、あるいは運転手の役割も担うという、その仕事の内容は?
スキー選手がベストなパフォーマンスを発揮できるよう、スキー板を仕上げているのが、いわゆるサービスマン。時にはコーチやトレーナーのような視点も求められ、あるいは運転手の役割も担うという、その仕事の内容は?
ヨーロッパにおける冬季五輪の花形と言えばアルペンスキーだ。平昌五輪で複合と大回転で金メダルを獲得したオーストリアのマルセル・ヒルシャーは、賞金とスポンサー収入を合わせた年俸が2億円を越えると言われている。その人気競技を裏側で支えるのが、スキー板のチューンナップやワックスがけを行う「サービスマン」だ。伊東裕樹は平昌五輪を含めて8回の五輪を経験したサービスマンの第一人者である。
「イメージとしては車の整備士。路面状況に応じてタイヤを選びますよね。僕らの場合、アイスバーンや新雪といった雪面に応じて、スキー板のエッジを調節する。それがタイムに大きく影響するんです」
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photograph by Shinya Kizaki