●義足エンジニア
幅広い目的で義足の研究・開発を専門に行うエンジニア。パラリンピックなどに向けた障害者の競技用義足だけでなく、高齢者向けのアシスティブデバイスなどの開発にも力を入れる。現在は、健常者の記録を超える義足を生み出すことが目標。
幅広い目的で義足の研究・開発を専門に行うエンジニア。パラリンピックなどに向けた障害者の競技用義足だけでなく、高齢者向けのアシスティブデバイスなどの開発にも力を入れる。現在は、健常者の記録を超える義足を生み出すことが目標。
リオ五輪における男子走り幅跳びの優勝記録は8m38cm。一方、リオパラ五輪の男子走り幅跳び(T44クラス)でパラ五輪連覇を達成したマルクス・レーム(ドイツ)が持つパラ世界記録は8m40cmだ。右膝下にカーボン素材の義足を装着したレームが健常者の選手に混じってリオ五輪に出場していたら、金メダルは彼の首にあったかもしれない。
'00年代初頭に登場した板バネタイプのスポーツ義足は、障害者スポーツの様相を一変させた。遠藤謙さんはリオパラ五輪に出場した佐藤圭太が装着した“サイボーグジェネシス”を開発したエンジニアだ。さて遠藤さん、この十数年の間にスポーツ義足はどんな進化を遂げたんでしょうか?
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photograph by photographs by Satoshi Ashibe