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「まさか予選落ちするとは」試練の夏から最終戦で1500m自己ベスト…佐藤圭汰が渡米1年目で痛感した厳しさの理由「こんなにきついと初めて思い知った」
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佐藤俊Shun Sato
photograph byShun Sato
posted2026/10/01 17:01
9月、帰国して今季の最終戦に臨んだ佐藤圭汰。自己ベストを記録した手応えと、今季の苦闘を訊いた
ひとつは、練習と試合結果が噛み合わなかった、ということだ。
「アメリカではいい練習ができているんです。でも、日本選手権後、ユージンでのプリフォンテーンの2マイル(8分27秒79で18位)や8月のポートランドの1500m(3分38秒59で4位)でもあまりいい走りができなくて……。練習ができているのに、レースと噛み合わない時間がアメリカに行ってからずっと続いていたんです」
もうひとつは、時差と移動疲れ、だ。
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「それは、当然あるだろうなって想定はしていました。でも、長距離移動して試合をするのがこんなにきついんだって初めて思い知りました」
長距離移動という課題
日本選手権の際は、フラッグスタッフからフェニックスに1時間ほどで移動し、フェニックスからロサンゼルスまで1時間30分、ロスから東京・成田行きに乗り継ぎ、12時間のフライトを経て、帰国した。直行便があれば、まだラクだが、場所柄、日本への直行便はなく、移動だけでも重労働だ。
アメリカ国内も広く、フェニックスからポートランドまでも飛行機で3時間弱かかる。時差ボケには個人差もあるが、走る段階になった時、これらの過程は佐藤の身体にどんな影響を及ぼしたのだろうか。
「長時間移動の後、走ると身体が重いんです。貧血になった時みたいに重くて、ぜんぜん動かない。むくみも出るので、水分補給したり、軽くストレッチはするんですけど、飛行機を降りた後は、けっこうしんどいですね。普通に生活する分には大丈夫ですけど、やはり走るとなると影響が大きいです」
こうしたパフォーマンスの低下を最小限にするため、佐藤は早めに現地入りして、時差ボケ解消や体慣らしのための時間的猶予を設けることにした。
それを実行したのが今回のNCGだった。

