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「今の状態に陥っているのは当然」NHK解説者が指摘するヤクルト失速の要因…セ・リーグ3位争いの本命は?
text by

遠藤修哉Naoya Endo
photograph byJIJI PRESS
posted2026/08/20 17:01
正念場を迎えているヤクルト・池山隆寛監督
3位争いの本命は……
セ・リーグは阪神、巨人が首位争いを演じる一方、その下は混戦だ。8月19日時点でヤクルトはDeNAに1ゲーム差の4位に転落。さらに中日、広島もCS圏をうかがっており、3位争いは直接対決ひとつで流れが変わりかねない状況が続いている。では、武田氏はどこを3位の本命と見るのか。
「勢い的には打線の良いDeNAに分があると思う。ただ、DeNAは先発ピッチャーの駒がないからキツいよね。エースの東克樹で負けたら、あとは厳しい。そのあとに続く先発が、経験のない投手が多いからね」
エースの東が10勝5敗、2年目の篠木健太郎が5勝2敗と貯金を作る一方で、石田裕太郎、平良拳太郎らローテーション投手は負け越している。しかし、それを補う打線は爆発力がある。
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「宮﨑(敏郎)とか佐野(恵太)とか、ベテランが打ち出さないと厳しいと思う。勝又(温史)、松尾(汐恩)、蝦名(達夫)など若手も台頭してきている。ベテランと若手がうまく噛み合えば、連勝できる可能性がある。中日がここから10連勝するイメージはなかなか湧かないけど、打者の選手層が厚いDeNAならありそうなんだよな」
4球団の奪い合い
そして武田氏がこうした3位争いの最大のポイントとして挙げたのが「直接対決」だ。
「ヤクルト、DeNA、中日、広島。この4チームがそれぞれ当たる試合は負けちゃダメなんだよ。この四つ巴に勝ち越したチームが3位になるんだから。例えば阪神や巨人といった上位チームにいいピッチャーを当てるより、3位を争っているチームにエースをぶつけていく。それぐらいしても俺はいいと思う。今後はエースをどのチームに当てているのかを見れば、その球団の考え方もわかるよ」
下位4球団にとって、まさに順位を直接奪い合うカードが続いていく。

