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マスクの窓から野球を見ればBACK NUMBER
「とんでもない投手になるか、どこかでつまずくか…」藤浪晋太郎の戦力外で振り返る…元敏腕スカウトが「高校時代に感じた」“ある懸念”とは?
posted2026/10/02 17:01
甲子園で春夏連覇を達成した大阪桐蔭時代の藤浪晋太郎。異次元の潜在能力に間違いはなかったが、敏腕スカウトの中には懸念を感じた人も?
text by

安倍昌彦Masahiko Abe
photograph by
Hideki Sugiyama
DeNAの藤浪晋太郎投手の戦力外通告が報じられた。ドジャースで活躍する大谷翔平と並んで世代のトップリーダーだった天才の軌跡を、ベテラン記者が振り返る。《NumberWebレポート全2回の2回目/最初から読む》
横浜DeNAから戦力外通告を受けた藤浪晋太郎投手。
高校時代は押しも押されもせぬ世代トップ選手だったが、いま振り返ってみるとその当時、藤浪投手のフォームに「懸念」を持っている方がいたのを思い出した。
元ヤクルト投手・安田猛氏。
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小倉高、早稲田大、大昭和製紙と左腕投手として名門チームを渡り歩き、1972年からのヤクルトの10年間で、358試合1508と3分の1イニング投げて93勝をあげ、特に、75年からの4年間にはトータルで62勝。
先発だけでなく、中継ぎ、抑えとしても登板して大車輪の投球。173cmと当時としても小柄な体躯での大奮投から、「小さな大投手」とも称された。ファンの中には、漫画『がんばれ!!タブチくん!!』に登場する「ヤスダ投手」というコミカルなキャラとして思い出される方も多いのではと思う。
「敏腕スカウト」だった安田氏
安田投手は現役引退後、コーチを10年、スカウトを3年歴任し、スカウト当時には、こんな逸話があった。
関東地方の何県かを担当することになった安田スカウト。普通なら強豪校だけでよさそうなところを、県内すべての高校野球部へ足を運んで、新任の挨拶をし、練習を視察した。

