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「Jリーグは選手を安売りしすぎ」!? ヴィッセル神戸フロントが明かす「交渉術の舞台ウラ」…三木谷浩史会長から出された“2つの宿題”とは?
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byVissel Kobe
posted2026/09/29 11:03
2023年からヴィッセル神戸のスポーツダイレクター(SD)を務める永井秀樹さん。常勝軍団をいかにして築いたのか
“名物会長”とうまく完成を築く方法は?
「ヴィッセルの三木谷会長とうまく関係を築く秘訣は?」
永井SDは苦笑いしながら応えた。
「確かにその類の話はよく聞かれるんですよ。でも、秘訣なんてまったくない。単純に三木谷会長からは学びしかなく、毎日のように学んでいる感覚だからです。自分が三木谷会長と知り合ったのは、楽天が上場したくらいのとき。当時はそこまで毎日連絡を取り合うような仲ではありませんでしたが、楽天のここまでの過程を報道を通して見させてもらいました。
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直近で言えば、楽天モバイルの事業を『絶対に無理だ』という声がある中で、『携帯電話の料金が高すぎる。国民のために携帯を民主化する』という志でやりきって見事に軌道に乗せた。三木谷会長から学んだ最大のことは、やりきるということ。まさに『Get Things Done』です。目標を絶対に達成するんだという情熱です」
永井はあまりメディアの取材を受けず、情報を出さないことで知られている。「口の堅さ」は、カリスマ的な会長のもとで働くうえでプラスに働いているのでは? そう質問すると永井SDはうなずいた。
「自分の性格を分析すると、うまいことも言えないですし、ベラベラしゃべるタイプではない。ときとして言葉足らずだったり、もっとこれを伝えておけばという失敗例もやっぱりあります。ただ、それはよく言えば、口が堅いということになる。
変に取り繕っても仕方ないじゃないですか。自分でできることって知れていますし、大見得切ってもしょうがないですし、風呂敷を広げてもしょうがない。汗をかき、ハードワークをし、自分ができることを誠実にやるだけです。それは国見高校時代にお世話になった小嶺忠敏先生、国士舘大学時代にお世話になった大澤英雄先生、小学校時代の恩師・新庄道臣先生、中学校時代の恩師・吉武博文をはじめ、素晴らしき恩師から学んだことです」
「自走できる常勝軍団」を目指し、永井SDは既存の考え方に縛られずに舞台裏を走り続けている。

