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「引退するときは私も一緒」24歳の三浦璃来が明言していた“木原龍一との引退”…なぜ発表はこのタイミングだった? りくりゅう声明文で注目すべき“ある一文”
posted2026/04/19 11:00
引退を発表した三浦璃来と木原龍一
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph by
Asami Enomoto
4月17日、フィギュアスケート・ペアの三浦璃来・木原龍一がそれぞれのSNSで、競技生活からの引退を発表した。
「この度、三浦璃来・木原龍一は今シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました。」
この書き出しから始まるメッセージに連ねた文章の多くは、周囲で支えてくれた人々への感謝を伝える言葉だった。
引退発表はなぜこのタイミングだったのか?
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この日、2人は園遊会に出席。その際の取材で、木原はこう答えている。
「陛下に自分たちの今後考えていることをお伝えしたかったので、この前に発表させていただいて、今の気持ちを正直にお話しさせていただきたいなという思いがございました」
また、翌週には、次のシーズン(2026-2027シーズン)の強化指定選手が日本スケート連盟から発表されることになっている。その前には……という思いもあっただろう。
ミラノ・コルティナ五輪の団体戦で銀メダル、個人戦で金メダルを獲得。その後、今後の競技生活については「オリンピックが終わってから忙しくて、正直なところ、ほんとうに分からないです」(木原)と会見で話したように、熟考してきた。行き着いた心境は、引退発表の文章に記した、「私たちはやり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。」というものであった。

