ワインとシエスタとフットボールとBACK NUMBER

「恋人や移籍ゴシップより面白いはずだ」オシム元日本代表監督が語った“サッカーメディアへの期待”「深く語る必要が…そういうわけで、ありがとう」 

text by

田村修一

田村修一Shuichi Tamura

PROFILE

photograph byTakuya Sugiyama

posted2026/08/09 06:01

「恋人や移籍ゴシップより面白いはずだ」オシム元日本代表監督が語った“サッカーメディアへの期待”「深く語る必要が…そういうわけで、ありがとう」<Number Web> photograph by Takuya Sugiyama

イビチャ・オシム元日本代表監督の言葉は、SNSやネットメディア全盛となった現代にも普遍性を持つ

オシム:われわれは今、クラブを探している。私のクラブではなく、アマル(長男で元ジェフ監督)のためのクラブだ。私に関しては、まだどうなるかわからない。私はドクターに相談して、病院で働くことになるかもしれない。私も若い医学生のように、少し勉強したから。

――本当ですか(笑)。

オシム:そりゃそうだ。毎日いつでも本を読んでいれば、人に役立つためのことを覚えるし、自分の病気についても専門的な知識が身につく。サッカーだけでなく、そうしたことにも今は興味がある。君はサッカーに関するものしか読んでいないだろうが、私は……。

そういうわけで、どうもありがとう

ADVERTISEMENT

――医学関係も読んでいる。

オシム:そうだ。自分の細胞がどうなっているか。回復のために、どんなことをしなければならないのか。そうした知識を深めていけば、いつの日か医者と同じ程度の知識が身につく。この病気に対してどうすればいいのか。食べ物は何がよくて何が悪いのか。ある状況ではどう対処すればいいのか。そうしたことを知ることができる。悪い状態、悪い日がどうかを知るのは、とても重要なことだ。

 そういうわけで、どうもありがとう。〈つづく〉

#1から読む
「ピッチと同じ高いレベルでなければ」オシムと“生涯愛した記者”が生前に願った日本サッカーメディア論「疑問に答える媒体…それこそ百科事典だ」

関連記事

チェックを入れてボタンを押すだけ
Google検索
Number Webを見つけやすくする
BACK 1 2 3
#フィリップ・トルシエ
#イビチャ・オシム
#ヨージップ・カタリンスキー
#アマル・オシム

サッカー日本代表の前後の記事

ページトップ