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「アジア大会は物凄く複雑」兵役免除かかる韓国はOA起用、なぜ日本はU-21世代?「フィジカル差…何物にも代え難いんです」大岩剛監督インタビュー
posted2026/09/16 11:01
アジア大会に向けて、U-21日本代表の大岩剛監督がNumberWebの単独インタビューに応じてくれた
text by

佐藤景Kei Sato
photograph by
Tadashi Hosoda
OA枠なしで挑む“いばらの道”
「一言では言えない、ものすごく複雑な大会なんです」
取材の冒頭、9月に開幕する第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)の位置づけを尋ねると、大岩剛監督は噛みしめるように切り出した。
自国開催となる今大会、日本代表は2028年ロサンゼルス五輪を見据えた21歳以下(U-21)の選手たちで臨む。規定上、3人のオーバーエイジ(OA)起用が認められ、ライバル国はその権利を行使し、本気でタイトルを目指してくる。大会連覇中の韓国にいたっては金メダルを獲得すれば兵役免除となるため、選手のモチベーションが極めて高い。そんな中で、日本はあえてOAを使わず、2歳下の世代だけで戦う決断を下した。
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さらにチーム編成には、世代別代表ならではの制約も付きまとう。A代表と異なり、世代別代表の大会は国際Aマッチウィーク(IW)の期間外に開催されることが多く、Aマッチでもないためクラブ側に選手を送り出す義務がない。今大会も序盤の2試合(16日の香港戦、20日のキルギス戦)はIW外となり、海外組を開幕からそろえることが難しい。
しかし、これらのハードルが存在する中でも、あえてU-21のみで挑む裏には、地元での真剣勝負を通じて選手のさらなる成長を促したいという指揮官の明確な意図がある。
「前回(2023年・杭州)は直前にパリ五輪1次予選があったため、大学生を中心としたメンバー構成にせざるを得ませんでした。でも、厳しい戦いを経験した選手たちが素晴らしいステップアップを果たしてくれた。今回は自国開催で多くの視線が注がれ、置かれた環境が全く違います。単なる若い選手の経験の場ではなく、日の丸を背負う責任とプレッシャーの中で結果を残すことに意味があると思っています」
フィジカル差を突きつけられた時に…
今回の代表には、今年1月のAFC U23アジアカップで年上の世代を相手に優勝を飾ったメンバー16人が名を連ねているが、それ以外の選手にとっては大きな刺激になるはずだ。

