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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
長谷川健太がズバリ「彼がいたら選手起用がより柔軟に」呼ばれなかった“あの選手”「ブラジルは負けたら批判される。日本は…」強国との“最大の違い”
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戸塚啓Kei Totsuka
photograph byGetty Images
posted2026/07/02 17:46
ブラジル戦後、「最後の円陣」を組む日本代表。森保一監督の話に全員が耳を傾ける
「ベスト32を本気で悔しがる空気が醸成されないと」
後半アディショナルタイムの失点という悲劇の裏側に、見落としてはいけない現実がある。2018年のベルギー戦、2022年のクロアチア戦、そして今回のブラジル戦と、先制点を奪いながら勝利を逃しているのだ。
ブラジルに逆転負けを喫した現実を受けて、日本の選手たちは自分たちの力不足、彼我のクオリティの違い、個々のレベルアップの必要性などに言及している。
あえてブラジルの立場から、“逆転勝利”について考えてみる。長谷川の指摘が正鵠を射る。
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「彼らは『ここで負けたら帰れない』ぐらいの気持ちで戦っていたと思うんですよ。話は逸れてしまいますが、ドイツはパラグアイにPK戦で負けて、メディアに酷評されている。ブラジルもドイツも本気で優勝を狙っているから、勝てば評価されるし、負けたら批判される。それに対して日本は、オランダと引き分けてグループステージを無敗で勝ち抜いたら、『難しいグループを2位で勝ち抜いた』と評価される。ブラジルともクロスゲームを演じて、日本国内は“よくやった”という空気に包まれました」
長谷川自身、「本当によくやってくれたと思います」と話す。オランダ戦をきっかけとした国内のサッカー熱の盛り上がりを、好意的に、かつ嬉しく受け止めている。
同時に、W杯で優勝を目指す国との違いを、改めて痛感している。
「ブラジル相手によく戦った。それはもう、その通りです。異論はありません。ただ、そこがW杯で優勝する国、優勝を使命とする強国との違いかな、という気がしています。ブラジル相手にも、あと一歩のところまでは戦えるようになった。そこからさらに上を目指していくのであれば、ベスト32で負けたことを本気で悔しがる空気が醸成されていかないと……」
国際舞台とJリーグの違いはあるものの、プロフェッショナルとして勝負の世界をくぐり抜けてきた長谷川である。結果を残すチームがどのような空気に包まれているのかは、体感として理解している。

