サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER

長谷川健太がズバリ「彼がいたら選手起用がより柔軟に」呼ばれなかった“あの選手”「ブラジルは負けたら批判される。日本は…」強国との“最大の違い”

posted2026/07/02 17:46

 
長谷川健太がズバリ「彼がいたら選手起用がより柔軟に」呼ばれなかった“あの選手”「ブラジルは負けたら批判される。日本は…」強国との“最大の違い”<Number Web> photograph by Getty Images

ブラジル戦後、「最後の円陣」を組む日本代表。森保一監督の話に全員が耳を傾ける

text by

戸塚啓

戸塚啓Kei Totsuka

PROFILE

photograph by

Getty Images

サッカー王国ブラジルを追い詰めた。しかし、勝利には届かなかった。かつて森保一監督と“ドーハの悲劇”を経験し、監督として幾度も対戦した名将は、日本の敗北をどう見たのか。現代表の堂安律や久保建英を指導した経験も持つ長谷川健太氏が、ブラジル戦を鋭く分析する。(全2回の2回目/前編へ)※文中敬称略

 ◆◆◆

 佐野海舟のゴールでブラジルからリードを奪った日本だが、前半から攻撃の機会は限定的だった。「これはもう結果論になってしまいますが……」と断りを入れたうえで、長谷川健太は今大会の日本に足りなかったものを指摘する。

「ケガ人の影響は、間違いなくあったのでしょう。三笘薫の穴は大きかった。南野拓実もケガでメンバー外となり、オランダ戦で久保建英がケガをしてしまった。シャドーとウイングバックの人材が、不足していたのかな、と。ウイングバックなら堂安律を先発させて伊東純也にスイッチするとか、三笘から中村敬斗とか、中村から伊東とか、ケガ人が出る前はそういうゲームプランだったと思うんです。けれど、ブラジル戦では堂安、伊東、中村、前田大然を先発で使って、攻撃的なウイングバックがいなくなってしまった」

「佐藤龍之介がいればと思う場面も…」

ADVERTISEMENT

 1対1に追いつかれたあとの66分、森保監督は堂安と中村の両ウイングバックを下げて、菅原由勢と鈴木淳之介を投入した。3バックの中央を担った谷口彰悟は、「あの2枚の交代で両サイドの守備ははっきりするし、そのメッセージはピッチ内で感じていた」と話している。ブラジルの勢いを止めるためにも、まずはディフェンスを安定させたいとの意図は理解できる。「いい守備からいい攻撃」というのは、森保監督が繰り返し強調してきたチームコンセプトのひとつでもある。

「ウイングバックなら相馬勇紀、森下龍矢らは、森保監督に招集されたことがあり、攻守にアップダウンできるタイプです。浦和の金子拓郎も、サイドの選手として北海道コンサドーレ札幌在籍時から特徴のあるプレーを見せていました。そういう選手をサプライズで入れるというのもアリだったのかな、と。シャドーのポジションには鈴木唯人がいましたが、佐藤龍之介がいればと思う場面もありました」

【次ページ】 長谷川健太が名前をあげた“呼ばれなかった選手”

1 2 3 4 NEXT
#長谷川健太
#森保一
#カルロ・アンチェロッティ
#佐野海舟
#久保建英
#三笘薫
#南野拓実
#堂安律
#中村敬斗
#前田大然
#伊東純也
#菅原由勢
#鈴木淳之介
#鎌田大地
#谷口彰悟
#田中碧
#町野修斗
#佐藤龍之介
#守田英正
#長友佑都
#吉田麻也
#北中米W杯
#ワールドカップ

サッカー日本代表の前後の記事

ページトップ