- #1
- #2
サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「ブラジルに勝つ確率は…20%」鄭大世が警戒する王国の“本番の力”…日本代表「ビニシウスを抑えるキーマン」「さらなる要注意選手」は?
posted2026/06/29 06:03
鄭大世氏はブラジルの底力を身をもって何度も経験してきた。超強力な攻撃陣の中心、ビニシウスを抑えるために活躍が望まれる選手は……?
text by

杉園昌之Masayuki Sugizono
photograph by
Kaoru Watanabe/JMPA
いよいよ決勝トーナメントでブラジルに挑む日本。名FW鄭大世氏は強敵との戦いをどう見るか、歯に衣着せず語った。〈全2回の1回目/つづきを読む〉
グループステージでは初戦から欧州列強のオランダに2度追いついてドロー、続くチュニジアからは4点を奪って圧勝。そして北欧の古豪スウェーデンにも1-1で引き分けてF組2位を確保した。客観的な視点で日本代表を見てきた元北朝鮮代表の鄭大世はしみじみ話す。
「4年前より、8年前より、16年前よりも日本代表はずっと強くなりました。それは間違いないです」
それでも、6月30日(日本時間・午前2時)の決勝トーナメント1回戦に向けて、考えを巡らせると、苦笑しながらのけぞった。
あのブラジルに勝つ確率は?
ADVERTISEMENT
「いやー、本音を言えば、厳しすぎる。調子の良いモロッコよりもよっぽど嫌。正直、ベスト32で、なんでブラジルと当たるんだよ、と思いました。歴代セレソンのなかで『過去最弱』と言う人もいますけど、腐っても鯛。
グループリーグ3戦目を見ましたよね? スコットランドの堅い守備組織を余裕で崩して、3ゴールも取っていました。大きな成長を遂げた今の日本代表でも、ブラジルに勝つ確率は20%かな。ただ、見方を変えれば、5回戦って、1回勝てる割合。昔は1回も勝てる気はしなかったので」
勝率2割で、いかに強敵を倒すのか——。UEFAチャンピオンズリーグを歴代最多の5度制した経験を持つイタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督は、レアル・マドリードを率いていたときのように、FWビニシウス・ジュニオールを生かすための戦術を採用している。

