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ブラジルメディアの“不安”「中村敬斗を抑えられるのか…?」「日本と立場は互角」変わった関係性…鈴木彩艶23歳は言った「PK戦でも勝てるように」
posted2026/06/29 06:01
日本の攻撃のキーマンになる左サイドの中村敬斗。ブラジルメディアにも脅威として認識されている
text by

戸塚啓Kei Totsuka
photograph by
Kiichi Matsumoto/JMPA
ラウンド32で最注目のカード、と言って差しつかえない。
6月29日12時(日本時間6月30日午前2時)キックオフのブラジル対日本戦である。
口を揃えた堂安律と田中碧「ここからがW杯」
グループステージの3試合を経て、日本の評価は高まっている。オランダ相手に2度のビハインドを跳ねのけてドローへ持ち込み、チュニジアに力の差を見せつけた。そして、スウェーデン戦では終盤の難しい時間帯をくぐり抜け、勝ち点1をつかんでみせた。
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そのスウェーデン戦では、チュニジア戦に先発したDF冨安健洋、2試合連続フル出場のMF佐野海舟を温存した。板倉滉が前半途中で負傷交代したのは想定外だったが、選手の疲労を分散しながらブラジル戦を迎えることができる。
「こっからワールドカップが始まる、って感じですね。グループステージを突破して、さあいくぞとギアを上げられる準備ができている。いまからですね」
堂安律は弾むような口調で話した。スウェーデン戦で存在感を示した田中碧も、「ここからがホントのワールドカップだなと思います」と充実した表情を浮かべる。
このチームは優勝を目指すと公言してきた。グループステージを2位で通過しても、達成感に満たされることはないのだ。
ブラジルとの対戦について聞かれた田中は、表情を変えず答える。
「どうせ優勝を目指しているなら、どっかでそういう相手を倒さないといけない。正直、トーナメントへいったらブラジルだろうが、モロッコだろうが、簡単じゃないと思うので。実際に今日のスウェーデン戦も簡単じゃなかったし、ワールドカップで上にいけばいくほど難しい試合になってくるので」
昨年10月のテストマッチで、日本はブラジルを撃破している。0対2から3ゴールを奪い、サッカー王国のプライドを揺るがした。
テストマッチとワールドカップでは、試合に注がれる熱量が違う。日本の選手も、ブラジルの選手も、両国のメディアも、それは分かっている。
そのうえでなお、あの一戦は両チームの関係性を変えた。


