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「堂安律の怒り」よりもむしろ…森保一監督をよく知る男・佐藤寿人がその“交代策の意味”をズバリ「ブラジル戦を想定したマネジメント」とは
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佐藤俊Shun Sato
photograph byTakuya Kaneko/JMPA
posted2026/06/27 17:25
スウェーデン戦の交代後に怒りをあらわにした堂安だったが、佐藤寿人氏はそのことよりもむしろ交代策そのものの意図を推し量った
——ベスト32の相手はブラジルになりました。
「戦い方でいうと、オランダ戦と同じような感じになると思います。相手の土俵で戦わず、相手の強みを出させないゲームプランが必要になるでしょう。ブラジルにスペースを与えてしまうとうまい選手が多いですからね。
ミドルゾーンで相手はかなり人数を割いてくるので、アタッキングサードでの攻防というよりはミドルゾーンの攻防になるでしょう。そこで日本よりも前に出て来ようとするので、このエリアでプレー強度が高い激しい攻防戦になると思います」
森保さんは第2戦の終盤からブラジル戦を考えていたはず
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——ボランチの選手起用がひとつ鍵になりそうですね。
「チュニジア戦、スウェーデン戦での田中碧は素晴らしかった。このパフォーマンスを見ているとブラジル戦もスターターで出てほしいと思ってしまいますね。ただ、森保監督の頭のなかには、誰が出てもチームの強さは変わらない、選手の強みを活かせるというのがあるので、田中碧のプレーを見てもブラジル戦のスタメンかどうかは分からない。ひと昔前なら考えられないですよ。
でも、そのくらい日本は強くなっているし、森保さんも柔軟に考えている。たぶん、チュニジア戦終わりからブラジル戦を想定していたと思います。中3日で戦わないといけない条件を考慮し、スウェーデン戦は佐野(海舟)と冨安を休ませ、堂安、中村、上田を交代させた。森保さんは、そういうマネジメントができる人。ブラジルの土俵で戦わず、自分たちの戦いに引き込んで勝つためにいろんな想定をして準備してくると思うので、非常に楽しみです」
——ブラジル戦、日本は勝利を挙げられますか。
「僕は、ブラジルに勝てない理由はないと思います。個の強さは日本よりも上ですが、組織としてもう対応できないとか、ゴールをこじ開けられないとか、そういうのはありません。
日本は、グループステージで素晴らしい戦いをして、自信を得てきた。チュニジアに勝ち、スウェーデン戦も快勝すればそのままの勢いで行ける良さもありましたが、勝ち切れなかった。ベスト32の壁は本当に高いですが、それを乗り越えた時、より大きな自信を得られるはず。スウェーデン戦ドローの悔しさは、その壁を乗り越えるための大きなエネルギーになったと思います」

