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サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「ナイス、堂安さん」日本のMVPは誰か? 本田圭佑が177回発した「ナイス!」をランキング化…「スーパーナイスは3点で計算」ブラジル撃破のヒント
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岡野誠Makoto Okano
photograph byKiichi Matsumoto/JMPA
posted2026/06/27 17:00
本田圭佑の解説の真骨頂は「ナイス!」に表れる。グループリーグ3試合で発言した177回、122シーンを解析してわかった“本当のMVP”とは?
○スウェーデン戦
後半11分、前田が先制点を挙げると、その直前の堂安律と上田のパス、前田のトラップを褒めた。
「パスが完璧やったね。あと、トラップがうまかった。(VTRを見ながら)これ、このワンタッチよ。そして、ここでワンタッチ。(堂安は)2回連続ワンタッチですよ。そして、足の裏の上田さんのおしゃれな落とし。前田さんもいいトラップでしたよね」
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点に絡んだ全選手の基礎技術の高さを、スロー映像とともに振り返った。
サッカーではゴールに注目が集まるが、本田は起点となった目立たないプレーを絶賛している。これは、視聴者のサッカー眼を養う意味もあるのではないか。
177回、122シーン「ナイス!」を総力分析
その意図は、解説中の「ナイス!」にも感じられる。まず、グループリーグ3試合で、本田が試合中に「ナイス」と言った回数を調べてみた。
【本田が「ナイス」と発した数】
オランダ戦:78回
チュニジア戦:36回
スウェーデン戦:63回
3試合合計:177回
ボール支配率33%と守勢に回ったオランダ戦の前半、49回も「ナイス!」と叫んでいた。視聴者は薄々気づいているが、「ナイス!」と言うのは守備の場面が圧倒的に多い。
【本田が「ナイス」と発したシーン】
オランダ戦:53シーン(守備 or ルーズボール 83.0%)
チュニジア戦:27シーン(守備 or ルーズボール 74.1%)
スウェーデン戦:42シーン(守備 or ルーズボール 71.4%)
3試合の合計:122シーン(守備 or ルーズボール 77.0%)
※1回のプレーに対し、「ナイスだ、ナイス」など2度以上言う場合もあるため、ナイスの回数とシーンは同数にはならない。日本がボールを保持していれば攻撃、そうでなければ守備と判断。小数点以下は第2位を四捨五入。以下同。
敵陣での攻撃中に「ナイス」と叫んだのは、3試合でわずか14シーン(11.5%)しかない。
本田の「ナイス」は、
1)主に守備 or ルーズボールの時
2)派手ではないが、重要なプレーに言う
という傾向がある。
つまり、本田の口癖を数えれば、予選3試合の陰のMVPが見えてくる。そこで、「ナイス」の回数を点数化し、ランキングを算出した。

