サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
「この日本代表は強い…」現地カメラマンが確信した“ある場面”「後藤啓介21歳が吠えた」「長友佑都39歳の視線の先には…」選手たちの“献身”を撮った
posted2026/06/24 17:30
チュニジア戦後、キャプテン板倉滉を笑顔で労う吉田麻也。“メンター”南野拓実とともにチームのサポートに徹している
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原壮史Masashi Hara
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Masashi Hara
まるで5点目を奪ったかのような感情の爆発だった。
背番号9、FWの後藤啓介が吼えて、吼えて、吼えた。
ゴールではなく、チェイスから一気にプレスをかけて相手を止めることに成功して。
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試合は4点をリードして終了目前だった。それでも、この展開のこのタイミングで、このプレーを途中出場のFWが成功させて吼えることに、今の日本代表の強さが表れている。カメラのファインダーを覗きながら、そんなことを考えていた。
プレーしない選手たちの“献身”
この日の日本代表は、ウォームアップから自然体だった。オランダが5-1でスウェーデンを下したことで、チュニジアから勝ち点3を奪う必要性は極限まで高まっていたが、良い意味で普段通りの雰囲気だった。
ベンチ前の森保一監督と吉田麻也、南野拓実は、穏やかな表情で会話をしていた。
山本昌邦ナショナルチームダイレクターがピッチの状態の最終確認を念入りに行い、吉田と南野はボール回収係を買って出て、ロッカーへと戻っていく選手たちを見送る。
遠藤航からキャプテンを引き継いだ板倉滉は、1戦目は出場しておらず、これがW杯で初めて腕章を巻く試合だったが、ハイタッチで迎えられ落ち着いた表情を浮かべた。
吉田と南野は、オランダ戦後には選手たちのスパイクを磨いていたという。大会でプレーすることができない彼らの思いが込められた行動は、直接チームの結束力を高める力になっているだけでなく、なかなか出場機会が訪れない選手たちの行動指針にもなっている。
チーム最年少、21歳の後藤は初戦のオランダ戦でも、このチュニジア戦でも、ハイドレーションブレイクや前半終了時に戻ってくる選手たちにドリンクを運ぶ役目を買って出た。オランダ戦では自分ではなく塩貝健人が投入されたが、全く腐ることなくサポートに徹した。



