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「最大の目標は、ロス五輪で…」落合晃が800mで世界と勝負するためにあえて狙う“別種目”とは「1500mのスピード、スタミナ、持久力を活かす」
posted2026/06/21 06:07
800mで世界と戦い、盛り上げるために落合があえて狙う距離とは? そして「最大の目標」を語った
text by

佐藤俊Shun Sato
photograph by
JIJI PRESS
「だいぶ安定感が出てきたな。よかった、よかった」
4月の静岡国際800mで1分43秒90の日本記録をマークし、MDCでは1分43秒45で記録を更新した落合晃(駒澤大2年)はレース後、大八木弘明総監督にそう褒められた。
「総監督に初めて褒められました(笑)。大学に来て、なかなか自己ベストを更新できなかったのでうれしかったですし、ホッとする気持ちもありました。総監督は普段は厳しいので、レースで『よかったな』みたいに褒められるとモチベーションが上がります」
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落合は、表情を崩してそういった。
レース展開への意識は
2レースともラスト1周の鐘が鳴るとスイッチが入ったかのように加速し、残り200mではさらに出力を高めてフィニッシュまで駆け抜けた。
「ラストの鐘は、自分ではあまり意識していないです。自分のレースのパターンとして、400mを通過して、鐘が鳴ってから100mぐらいは少しリラックスする感覚でいます。そこからヨーイドンと切り替えて、300mで仕掛けて勝負するイメージです。本当のラスト100mとか、50mはめちゃくちゃ大事ですね。そこが一番苦しくて止まるところなので、そこで落とさないようにするのをすごく意識しています」
鐘が鳴った後、400mで勝負するために、落合は「1周目の余裕度が大事」だという。
「1周目の余裕度がないと、ラスト400mで動かなくなるんです。昨年は、どのレースも1周目からきつくて、そこからどれだけ耐えられるかという展開ばかりでした。でも、2年目になって静岡もMDCも1周目の余裕がすごくあって、43秒台を出せた。地力が付いてきたのかなと思います」
静岡国際、MDCと2レース連続で日本記録更新、そして43秒台をマークしているが、好調の要因はどこにあるのだろうか。


