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「駅伝は自分には難しいです(笑)」中距離の新星・落合晃がそれでも長距離集団Ggoatで練習する理由「日本ではミドルの練習方法は確立されていない」
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佐藤俊Shun Sato
photograph byMiki Fukano
posted2026/06/21 06:06
800mを主戦場とする落合だが、駅伝に出走する可能性はないのだろうか?
給水の際は、厚底シューズではなく、ジョグシューズを履いていたという。「厚底は必要ないですよ」と、笑みを見せたが、その姿も見てみたいと思うのは筆者だけではないだろう。箱根の人気に触れ、大歓声の中を走る選手の背中を見て、「いつか自分も」と思うことはなかったのだろうか。
駅伝出走はないのか?
箱根とは言わずとも、距離が短い出雲駅伝ならば、例えば1区に出走したらとんでもないハイペースの走りを見せてくれるような気がするのだが……。
「駅伝ですか(笑)。ネタで『出雲どうよ』みたいに言われることはありますが、ちょっと難しいですね。箱根駅伝はもっと遠い(苦笑)。20kmは今の自分には現実的ではないですし、箱根には自分は届かないなと思っているので、今のところ駅伝は頭のなかにはあまりないです。それよりもミドルで世界と勝負したいです」
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現状、日本のミドルは女子がリードしているといえるだろう。
牽引しているのはやはり、第一人者・田中希実だ。日本選手権1500mは昨年まで6連覇中で、国内では無双状態。国際大会では東京五輪の1500mで決勝に残って8位入賞を果たし、パリ五輪にも出場した。だが、男子は横田真人が2012年に800mで大邱国際、ロンドン五輪に出て以来、昨年、落合が東京世界陸上に出場するまで13年間、無風の時代がつづいた。男子ミドルの人気は、駅伝とマラソンには、まだ遠く及ばない。
「箱根駅伝の盛り上がりを見ると、悔しさしかないです。ミドルじゃ世界と勝負できないと言われていますし、そのせいもあって人気がないですからね。でも、そこを自分が変えていきたい。800mや1500mで引っ張って、五輪や世界陸上でファイナリストになってメダルを目標にしていきたい。そうして、自分がミドルの道を切り開いていきたいです」
19歳の日本のトップは、ミドルのパイオニアになる覚悟だ。
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