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「駅伝は自分には難しいです(笑)」中距離の新星・落合晃がそれでも長距離集団Ggoatで練習する理由「日本ではミドルの練習方法は確立されていない」
text by

佐藤俊Shun Sato
photograph byMiki Fukano
posted2026/06/21 06:06
800mを主戦場とする落合だが、駅伝に出走する可能性はないのだろうか?
「秋はミドルの自分はオフシーズンなので、気持ち的にはゆっくりと過ごしていました。でも、みんなは駅伝に向けて進んでいくので、ピリピリ感がすごかったです。自分も駒澤大のチームの一員である以上、みんなのために貢献できたらいいなと思っていたので、駅伝は走らないですけど練習はかなり集中してやっていました。寮内でも自分が緩んだ空気を出しちゃいけないので、めちゃくちゃ気が張っているように過ごしていました」
駒澤大は駅伝の強豪校で、箱根駅伝では優勝を争う上位常連校でもある。個人種目のおもしろさは十分に感じているだろうが、駅伝でみんながひとつになって戦う様をどう見ていたのだろうか。
「箱根駅伝をはじめ、三大駅伝で優勝するようなチームにいさせてもらっているので、このチーム、みんなで戦っていくぞ、みたいな一体感はすごく感じました。それに駅伝が生み出すパワー、人気って本当にすごいんだなと思いました」
わずかでも箱根路を経験して
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落合がそう実感したのは、実際に箱根を走ったからでもある。
第102回箱根駅伝では、2区の桑田、10区の佐藤の給水を請け負うように大八木総監督から指令が出て、落合は喜んで引き付けた。
「総監督に言われた時は、『自分が給水してもいいんですか』と思いましたし、箱根を走れるなんて思ってもいなかったので、すごくうれしかったです(笑)。ほんの数十mですが、走ってみて、改めて箱根はすごいなって思いました。箱根は注目度がすごく高いですし、沿道の人も応援も切れ目がなく、延々とつづいているじゃないですか。さすが箱根だな、すごい人気だなと思う反面、ここまでの人気はミドルにはないので、いいなぁと思いましたし、ちょっと悔しさも感じました」

