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「えっ、やばい!」“競技歴2年”で日本選手権の決勝進出…18歳“ヨンパー”新ヒロインは15年前の日本記録を破れるか? コーチは「我々も目指したい」
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和田悟志Satoshi Wada
photograph byAsami Enomoto
posted2026/06/19 06:01
自己記録を一気に1秒以上更新して日本選手権で5位入賞した早大1年のガードナ・レイチェル麻由。400mHは本格的にはじめてまだ2年弱だという
今回の日本選手権では、青木穂花(ゼンリン)が大会前の自己記録を1秒以上縮めて日本歴代3位となる55秒92の好記録を打ち立て、初優勝を飾った。
青木の母・早穂子さん(旧姓・城土)も1994年にこの種目で日本一になって同年の広島アジア大会に出場しており、母娘2代で日本選手権を制し、アジア大会の代表に内定したことはちょっとした話題になった。
青木は社会人3年目の24歳。今後も、ガードナの前に立ちはだかる存在となりそうだ。
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また、日本記録保持者の久保倉里美(新潟アルビレックス)が現役を退いてからは、2021年から24年に山本亜美(現・富士通)が日本選手権4連覇を成し遂げたのを除いて、この10年は、毎年のように日本選手権の優勝者が異なる。今回も新たなチャンピオンが誕生した。
このように群雄割拠の状況で、多くの選手が挑んできたにもかかわらず、久保倉が2011年に打ち立てた55秒34の日本記録は今なお破られずにいる。
「4年間で(ガードナに)日本記録を更新させることは、我々も目指したい」
大前監督がきっぱりとこう言い切るように、日本記録更新は在学中のガードナの大きな目標となりそうだ。
15年前の日本記録更新へ…まずはU20日本記録を
その前に、まずはU20日本記録更新がターゲット。今シーズンはまだ試合が残されており、ガードナが新たな記録保持者となる可能性は十分にある。
8月にアメリカ・オレゴンで開催されるU20世界選手権も、ガードナにとっては今季の大きな目標だ。
「日本代表に選ばれたら、そこでもっと良いタイムを出して、世界とちゃんと戦える選手なんだよっていうのを見せたいです」
このように意気込む。1カ月前は「出場したい」だったのが、より高い目標を口にした。この世界の舞台での経験もまた、いっそうガードナを成長させることになるだろう。

