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「えっ、やばい!」“競技歴2年”で日本選手権の決勝進出…18歳“ヨンパー”新ヒロインは15年前の日本記録を破れるか? コーチは「我々も目指したい」
text by

和田悟志Satoshi Wada
photograph byAsami Enomoto
posted2026/06/19 06:01
自己記録を一気に1秒以上更新して日本選手権で5位入賞した早大1年のガードナ・レイチェル麻由。400mHは本格的にはじめてまだ2年弱だという
「予選よりもさらに良いタイムを出そうと思って決勝に挑みました。U20日本歴代1位を目指していましたが、そこには足りなかった。表彰台も狙っていたので、順位もタイムもあまり喜べない結果になってしまったなっていう気持ちです」
決勝を走り終えたガードナの言葉には悔しさが滲み出ていた。
しかしながら、予選の快走があって目線が上がったからこそ、味わった悔しさとも言えた。
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「1年生でこのように決勝の舞台を経験させてもらえて光栄ですし、とりあえず“チャレンジャー”ということで、ワクワクの方が多かったです。
私にとって日本選手権は初めてで、会場の雰囲気も周りのレベルもこれまでのレースとは全然違いました。でも、勉強になるというか、収穫がある大会でした」
予選、決勝と2レース走った日本選手権をこのように振り返った。
大学生になってまだ2カ月。加速度的な成長を見せ、一段高いステージに上がったことは間違いない。
監督は「もともとポテンシャルがある」と太鼓判
「もともとポテンシャルがあるから、スピードが付いてきたら(56秒台は)出るだろうなと思っていました」
こう話すのは、早稲田大学の大前祐介監督だ。大前監督が2001年に打ち立てた200mのU20日本記録(20秒29)は、25年が経つ今も破られずにいる。
かつての名スプリンターは、ガードナの能力を高く評価しており、今回の快挙もさほど驚いてはいないように見えた。それよりも、日本のトップ選手との差を冷静に捉えていた。
「55秒台にいかないと話にならないところがあると思うので、2年、3年、4年と学年を重ねて、しっかりと達成できるようにしたい」

