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「現ナマ1億円」前代未聞の招待状…Uインター崩壊を生んだ“1億円トーナメント”はなぜ開催されたのか? 過激な人気団体のウラに“自転車操業”の現実
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堀江ガンツGantz Horie
photograph by東京スポーツ新聞社
posted2026/06/17 11:00
1億円を並べ、各団体のエース5選手に出場を呼びかけるUインターの鈴木健取締役
ギャランティー、賞金、キチッとした招待状
「(中略)すると今度は池田がアイデアを出してきた。『よくテニスとかいろんなスポーツで、特別招待選手とかってあるじゃないですか。ああいうのってプロレス界はできないんですか?」と純粋にそのアイデアをぶつけてきた。私が『う~ん…この業界じゃ難しいな~。正直言ってできないな……』と喉元まで出かかったのだが、純粋にそう言ってくる池田の発想というのはある意味、Uインターで育ったからこそ出てきた純粋な発想なのかなと思った。そう感じた瞬間に『それはこの業界ではできないな』とは言えなくなってしまった。
今度は私が『どうやってやれば、できると思う?』と聞くと、『いろんなスポーツでやれているわけですから、ちゃんとしたギャランティーと、それから賞金と、キチッとした招待状を書けば、それはできるんじゃないですか』と、正論を言う。それを聞いて『なるほど』と思った。(中略)だから、トーナメントという発想は私だったが、特別招待選手とか賞金トーナメントのアイデアは、正直言うとじつは私のアイデアではなかった」(『U.W.F.最強の真実』エンターブレイン刊)
こうして業界スレしていない若手社員の純粋なアイデアを宮戸が採用。金銭面も含めて社内を説得し“1億円トーナメント”開催は正式発表の運びとなった。《つづく》
