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「日本は強豪相手ならサプライズを起こせる。しかし…」トルシエが警戒する日本代表の“弱体化”「スウェーデン戦には罠が仕掛けられている」
text by

田村修一Shuichi Tamura
photograph byAsami Enomoto
posted2026/06/12 17:02
果たして日本は大会を通じて力を見せ続けられるか。トルシエがその戦いの課題を予測する
繰り返すが、昨日のような試合は十分に警戒すべきだ。現実を隠蔽し、見誤る危険がある。何かを引き出そうとするべきではなく、だからこそ難しい。私は少し悲観論者かも知れないが、あの試合から得られる教訓は何もない」
——オランダ戦は昨夜とはまったく違う試合になる。
「まったく別物だし、冨安や遠藤といった選手が、その豊富な経験と保障をチームにもたらす。別のコンテクストで考えるべきだ」
強豪以外の相手との試合に罠がある
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——オランダ戦に向けて、これから森保が取るべきマネジメントも明らかなわけですね。
「覚醒させることが第一だ。勝利は選手の才能がもたらすわけではない。アグレッシブさやパーソナリティ、コレクティブなメンタルが勝利をもたらす。とりわけボールがないときのプレー、ボールを持たないときにどれだけ走れるか。そこからこそ勝利は生まれる」
——スコットランド戦とイングランド戦の勝利は、そうして得たものだった。
「そして自信に溢れていた。日本が強豪相手にサプライズを起こすことに、私は何の疑念も抱いてはいない。しかしアイスランドやチュニジア、スウェーデンのような相手との戦いには、罠が仕掛けられている。低いブロックを敷く相手に対して、日本は効果的な攻撃を仕掛けられない」
——チュニジアも守備にはもともと定評があります。組織的で規律に溢れたサッカーです。
「そのうえ彼らはアグレッシブだ。
この後、私は約束がある。今日はここまでにしてくれ」
——メルシー、フィリップ。
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