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「日本は強豪相手ならサプライズを起こせる。しかし…」トルシエが警戒する日本代表の“弱体化”「スウェーデン戦には罠が仕掛けられている」
text by

田村修一Shuichi Tamura
photograph byAsami Enomoto
posted2026/06/12 17:02
果たして日本は大会を通じて力を見せ続けられるか。トルシエがその戦いの課題を予測する
——南野拓実のポジション(左トップ下)でプレーするよりも、これまでのように右の方がいいのですね。
「そうだ。中村が左で伊東が右。トップは上田綺世で堂安が右のアウトサイド。難しいのはそうすると久保のポジションがなくなることだ。だから左のアウトは、鈴木淳之介か長友佑都のようなディフェンダーを置いた方がいいかも知れない。たぶん適任者は鈴木だ。右は堂安で、前線は中村と久保、上田。そして中盤は田中碧と佐野海舟。遠藤航がプレー可能であれば彼も加えたい。遠藤と田中、佐野だ。いや、ちょっと待て。これは難しいぞ」
アタッカー4人同時起用は不可能だろう
——今、言った布陣だと中盤より前が8人になり、もし中盤を3人にするのであれば、サイドの選手をどちらか減らさねばなりません。
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「とにかく難しいが……、いずれにせよ4人のアタッカーを並べるのは無理ということだ。とはいえベンチに伊東や堂安を温存させるのは悪いことではない。その方が選択の幅が広がる。だから先発のアタッカーは3人で、それは中村か久保か堂安か伊東のいずれか。4人を同時にピッチに並べるのは不可能だ。
オランダ戦に関しては、より守備的な布陣で臨むだろうから、サイドは左が鈴木で右が菅原由勢。アドバンテージはコーチングによりチームに変更を加えられることだ。そこはよく見てみよう。森保がオランダ戦にどう対処するかはとても興味深い」
——これもすでに議論しましたが、グループリーグを突破した場合のラウンド32の対戦相手はブラジルかモロッコで、そこまではとても厳しい戦いが続きます。
「ブラジルかモロッコのどちらかに勝たねばならないのだろう」
——そうでなければ考えられるのがフランスかドイツで、いずれにせよ厳しい相手ばかりです(笑)。

