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「阿部慎之助前監督の通信簿は“100点、80点、80点”」巨人OBが評価した“監督としての2年強”「球団も編成のミスあった」「厳しい練習はしなきゃダメ」

posted2026/06/10 11:03

 
「阿部慎之助前監督の通信簿は“100点、80点、80点”」巨人OBが評価した“監督としての2年強”「球団も編成のミスあった」「厳しい練習はしなきゃダメ」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

記者会見で頭を下げる阿部慎之助氏

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遠藤修哉

遠藤修哉Naoya Endo

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シーズン途中で突如としてジャイアンツの指揮官を退くことになった阿部慎之助氏(47歳)。世間やメディアは、この電撃辞任劇の原因である事件をきっかけに、彼の指導法やチーム運営のあり方について論じている。阿部慎之助氏の巨人の一軍監督としての「2年強」を、現役時代から親交の深いNHK野球解説者・武田一浩氏はどう評価するのか。【NumberWebレポート全3回の1回目/第2回第3回も公開中】

阿部監督の通信簿は「100点、80点、80点」

「慎之助が一軍監督をやったこの2年少しの期間を、俺は高く評価してるよ。就任1年目は優勝してるんだから100点。2年目はシーズン3位で、3年目の今年は、5月下旬まで3位につけていた。これなら俺は『80点』をあげていいと思う。今のジャイアンツの戦力を冷静に見てみたら、過去の編成の失敗が響いていて、けっして戦力層が厚いわけじゃない。坂本勇人の後を継ぐような生え抜きのレギュラーだって、簡単には育たない環境だった。そんななか選手たちをやり繰りしながら、優勝争いができるポジションにチームを踏みとどまらせていた。現場の指揮官としてよく頑張っていたよ。あの戦力でここまで戦ったんだから、十分に評価されてしかるべきなんだ」

 それにもかかわらず、メディアやネット上では、彼の野球観や指導体質を「時代遅れの昭和の野球」と一括りにし、バッシングするような風潮が目立つ。武田氏は、そうした表面的な批判に対して、違和感を覚えるという。

澤村の“頭ポカリ事件”

「マスコミなんかはさ、現役時代の捕手・慎之助がマウンドで澤村拓一の頭をひっぱたいたシーンを引き合いに出して、叩くじゃない。慎之助はお父さんもガッツのある野球人だったし、大学は中央大学の宮井勝成監督のもとで、野球に対して本当に厳しい姿勢を叩き込まれてきているんだよ。まぁ、慎之助は表情に出ちゃうのが弱点なんだけどね」

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 2012年の日本ハムとの日本シリーズでの「ポカリ」の本質には、メディアが決して描こうとしない「深い信頼関係と愛情」があったと武田氏は断言する。

【次ページ】 「最後はハート」「厳しい練習をしなきゃダメ」

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