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「阿部慎之助前監督の通信簿は“100点、80点、80点”」巨人OBが評価した“監督としての2年強”「球団も編成のミスあった」「厳しい練習はしなきゃダメ」
posted2026/06/10 11:03
記者会見で頭を下げる阿部慎之助氏
text by

遠藤修哉Naoya Endo
photograph by
JIJI PRESS
阿部監督の通信簿は「100点、80点、80点」
「慎之助が一軍監督をやったこの2年少しの期間を、俺は高く評価してるよ。就任1年目は優勝してるんだから100点。2年目はシーズン3位で、3年目の今年は、5月下旬まで3位につけていた。これなら俺は『80点』をあげていいと思う。今のジャイアンツの戦力を冷静に見てみたら、過去の編成の失敗が響いていて、けっして戦力層が厚いわけじゃない。坂本勇人の後を継ぐような生え抜きのレギュラーだって、簡単には育たない環境だった。そんななか選手たちをやり繰りしながら、優勝争いができるポジションにチームを踏みとどまらせていた。現場の指揮官としてよく頑張っていたよ。あの戦力でここまで戦ったんだから、十分に評価されてしかるべきなんだ」
それにもかかわらず、メディアやネット上では、彼の野球観や指導体質を「時代遅れの昭和の野球」と一括りにし、バッシングするような風潮が目立つ。武田氏は、そうした表面的な批判に対して、違和感を覚えるという。
澤村の“頭ポカリ事件”
「マスコミなんかはさ、現役時代の捕手・慎之助がマウンドで澤村拓一の頭をひっぱたいたシーンを引き合いに出して、叩くじゃない。慎之助はお父さんもガッツのある野球人だったし、大学は中央大学の宮井勝成監督のもとで、野球に対して本当に厳しい姿勢を叩き込まれてきているんだよ。まぁ、慎之助は表情に出ちゃうのが弱点なんだけどね」
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2012年の日本ハムとの日本シリーズでの「ポカリ」の本質には、メディアが決して描こうとしない「深い信頼関係と愛情」があったと武田氏は断言する。

