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「守田英正はなぜ落選したのか?」森保一監督の言葉に“異変”があった日…「冨安や伊藤は呼ばれているのに…」招集外の説明が変わった2カ月前《W杯日本代表》
posted2026/05/16 11:06
森保一監督と守田英正(2024年11月撮影)
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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JFA/AFLO
5月15日、森保一監督が読み上げた26人の中にスポルティング守田英正(31歳)の名前はなかった。
遠藤航(33歳)、鎌田大地(29歳)、田中碧(27歳)、佐野海舟(25歳)がボランチの候補として選ばれた一方、カタールW杯、そして北中米W杯予選で中盤を支えてきた守田は落選。三笘薫の負傷による選外が大きく扱われる中で、守田の不在もまた、森保ジャパンの選考基準を映す重要な判断だった。
昨年8月下旬に筋肉系の負傷があり、9月に復帰。その後、10月下旬にはウイルス性の疾患があったと報じられている。しかし特に年明けからはポルトガルリーグでコンスタントに先発。さらに4月のCLではベスト8・アーセナル戦で2試合ともに先発出場し、存在感を見せた。
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一方で守田が最後に日本代表に選ばれたのは昨年3月である。なぜスポルティングで戦列復帰してからも呼ばれなかったのか?
じつは昨年10月以降のメンバー発表会見では毎回、守田の招集外について質問が出ている。そのさいの森保監督の言葉をたどると、守田落選までの道筋が段階的に見えてくる。
「(守田は)コンディションですね」
最初の説明は、明確に「コンディション」だった。
10月2日のパラグアイ戦、ブラジル戦メンバー発表会見。守田が「今までコアメンバーだった」ことを前提に、招集外の理由を問われた森保監督は、端的に答えた。
「コンディションですね」
当時、スポルティングでも前半だけ、あるいは途中出場という状態が続いていた。
森保監督は「これまで守田が、代表で見せていたプレーを本人もスタッフも望んでいる」としたうえで、「コンディションが上がっていない」と繰り返した。
この時点では、状態が戻れば再び代表に戻る選手、というニュアンスにも聞こえた。
「(守田は)まだまだ…」
11月6日のガーナ戦、ボリビア戦メンバー発表会見でも、基本線は変わらない。守田を招集外にしたことについて、記者からこう問われる。
「プレーできる状況にはおそらく戻っているとは思いますが、彼の現状についてどう思っていますか」


