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「守田英正はなぜ落選したのか?」森保一監督の言葉に“異変”があった日…「冨安や伊藤は呼ばれているのに…」招集外の説明が変わった2カ月前《W杯日本代表》 

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posted2026/05/16 11:06

「守田英正はなぜ落選したのか?」森保一監督の言葉に“異変”があった日…「冨安や伊藤は呼ばれているのに…」招集外の説明が変わった2カ月前《W杯日本代表》<Number Web> photograph by JFA/AFLO

森保一監督と守田英正(2024年11月撮影)

 森保監督は「アジア予選では中心の選手としてチームを勝たせてくれた存在」と高く評価し、「戦列に復帰したのは確認して、毎試合チェックしています」と語っている。

 それでも招集しなかった理由は、「まだまだコンディションが上がりきってない」という判断だった。

 10月、11月の時点で、守田は代表に戻すにはコンディションが十分ではない。そういう説明だった。

森保監督が挙げた「4人のライバル」

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 “異変”があったのは、続く3月19日のスコットランド戦、イングランド戦メンバー発表会見である。

 この会見で、守田がCLにも出場していることを踏まえ、記者から「(守田が招集外なのは)コンディションの問題なのか、それともパフォーマンスを判断しているのか」と質問があった。

 さらに、冨安健洋や伊藤洋輝のようにコンディションに難しさがあっても招集される選手がいる中で、守田が長く外れていることへの疑問も投げかけられた。

 森保監督の答えは、10月、11月とは明らかに違っていた。

「守田のプレーについては、毎節、私もコーチングスタッフも確認しています。直近ではCLでボデ/グリムト戦に70分弱出場したこと、そのパフォーマンス、素晴らしいチームでプレーしていることも把握しています」

 つまり、もう「コンディションが戻っていない」わけではなかった。そのうえで森保監督はライバルとなる4人の名前を挙げた。

「ボランチで考えている選手を考えたときに、このまま週末の試合でケガなく行けば、鎌田(大地)、佐野海舟、田中碧、(藤田)譲瑠(チマ)であったり、すでに5大リーグ(※イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)でプレーしている選手たちがいます」

 そして守田について、「代表にいておかしくない選手」であり、W杯予選では中心となって世界の舞台に導いてくれた選手だと認めながら、「そこには競争がある」と強調した。

 さらに守田の戦術理解については「試すというよりも、いつでも代表の舞台に入ってこられる戦力」と評価しつつ、「全体の競争のバランスも見ています」と続けた。

 ここで説明の質が変わった。10月、11月は「コンディション」。3月は「競争」と「全体のバランス」。守田が選ばれない理由は、選考上の比較の問題に移っていた。

「ボランチ4人は少ないのでは?」森保監督の結論

 そして5月15日、その競争は最終結論を迎える。

 26人のメンバー発表後、ボランチが鎌田大地、佐野海舟、田中碧、遠藤航の4人だけだったことについて記者からこう問われる。

「遠藤選手がまだ怪我から回復している段階だと考えると、ボランチの人数が少ないのではないかとも感じます」

【次ページ】 森保監督の最終結論

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