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大谷翔平2発でも近藤健介不振でも種市篤暉好投でもなく…「チェコのサトリア8.1回無失点」「韓国主砲が“吉田正尚超え”か」WBC個人成績が面白い 

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広尾晃

広尾晃Kou Hiroo

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photograph byNanae Suzuki

posted2026/03/13 11:05

大谷翔平2発でも近藤健介不振でも種市篤暉好投でもなく…「チェコのサトリア8.1回無失点」「韓国主砲が“吉田正尚超え”か」WBC個人成績が面白い<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

WBC1次ラウンド・プールCの個人成績を見てみると、様々な観点が浮かび上がってくる

【投手成績】
・先発
山本由伸1試1勝0敗
2.2回0安0本2振3球 率0.00

菊池雄星1試0勝0敗
3回6安0本4振0球 率9.00

菅野智之1試0勝0敗
4回4安0本2振0球 率0.00

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高橋宏斗1試0勝0敗
4.2回2安0本5振1球 率0.00

・第2先発、救援
宮城大弥2試0勝0敗
3.1回0安0本4振2球 率0.00

伊藤大海1試0勝0敗
3回1安1本6振0球 率6.00

大勢2試0勝0敗2S
2回2安2本1振0球 率9.00

隅田知一郎1試1勝0敗
3回2安0本7振0球 率0.00

種市篤暉2試1勝0敗1H
2回0安0本5振0球 率0.00

北山亘基2試0勝0敗
2回1安0本4振0球 率0.00

金丸夢斗1試1勝0敗
2回0安0本5振0球 率0.00

松本裕樹1試0勝0敗1H
1回2安0本2振2球 率9.00

曽谷龍平1試0勝0敗
1回0安0本1振0球 率0.00

藤平尚真1試0勝0敗
0.1回0安0本1振0球 率0.00

 先発の菊池は韓国戦で初回につかまった。しかしそれ以外の先発は無失点。しかしNetflixの中継で、黒田博樹は山本由伸の投球について「投げた後に納得いかない表情をしていたので、本調子でなかったのではないか」と語っていた。先発とともに重要な「第2先発」では種市、隅田、北山の好投が光る。特に隅田のスプリットにはマイアミで対戦する各打者も手を焼きそうだ。

 クローザーの大勢は早くも2セーブを挙げたがものの、オーストラリア戦は2被本塁打。抑えについては柔軟な起用が基本になるだろう。

好投サトリアに韓国主砲の成績も見逃せない

 プールC全体でみると、日本勢以外の成績も興味深い。

 最多安打は韓国ムン・ボギョンの7安打、続いて吉田、台湾のジャン・ユーチェンが6安打。本塁打は大谷、鈴木、吉田、ムン・ボギョン、オーストラリアのAホール、台湾のフェアチャイルドの2。打点は韓国のムン・ボギョンの11で、吉田が23年大会に樹立した1大会での打点記録「13」を射程圏内としている。

 投手では、今大会を最後にチェコ代表を引退するサトリアが8.1回を投げて無失点と抜群の投球。奪三振はオーストラリアのウェルズの9が最多だった。

 3月12日、プールDの最終戦、ともに3戦全勝のベネズエラとドミニカ共和国の対戦は7対5でドミニカ共和国が勝利した。圧倒的な打力の一方で、投手陣にやや不安が残るベネズエラ。山本由伸が先発する日本は試合序盤に失点しないことが非常に重要になってくるだろう。

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