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オリンピックへの道BACK NUMBER
高梨沙羅「我慢してた涙が止まらくなって…」混合団体に“出場しなかった重要人物”伊藤有希の涙の理由…4大会連続の五輪スキージャンプで芽生えた“深い絆”
posted2026/02/17 11:01
混合団体を終えた高梨沙羅。堪えていた涙を流させたのは、伊藤有希とのハグだった
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph by
Tsutomu Kishimoto/JMPA
ミラノ・コルティナ五輪で競技日程を終えたスキージャンプ。日本チームは混合団体での銅メダルなど、合計4つのメダルを獲得する大健闘を見せた。しかし、五輪での女子スキージャンプの歴史は意外にも浅い。
初めて採用されたソチ五輪から出場を続けてきた高梨沙羅と伊藤有希が迎えた4度目の大舞台。その裏には、女子がジャンプ競技に向き合うことの困難さと、支えられてきたことへの感謝、そして励まし合う仲間の存在があった。長年取材を続けるスポーツライターが、独自目線で解説する。【全2回の後編】
初めて採用されたソチ五輪から出場を続けてきた高梨沙羅と伊藤有希が迎えた4度目の大舞台。その裏には、女子がジャンプ競技に向き合うことの困難さと、支えられてきたことへの感謝、そして励まし合う仲間の存在があった。長年取材を続けるスポーツライターが、独自目線で解説する。【全2回の後編】
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感謝をいちばん伝えられる舞台は何か。それはオリンピックにほかならなかった。
でも、最初に女子ジャンプが採用されたソチ五輪で、高梨は4位、伊藤は7位にとどまり、メダル獲得はかなわなかった。
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次のオリンピックではかなえたい。もっと強くなって戻ってきたい。その一心で励み、2016-2017シーズンには高梨がワールドカップ総合1位、伊藤も2位に昇りつめた。
