- #1
- #2
オリンピックPRESSBACK NUMBER
「ロコ・ソラーレとはカラーが違う」石崎琴美が語るフォルティウスの“本当の強さ”…敗退危機のカーリング女子「崖っぷちだからこそ」現地解説者がエール
posted2026/02/16 19:20
固い絆で結ばれたカーリング女子日本代表・フォルティウスのメンバー
text by

曹宇鉉Uhyon Cho
photograph by
Tsutomu Kishimoto/JMPA
ミラノ・コルティナ五輪の予選リーグで苦しい戦いが続くカーリング女子日本代表のフォルティウス。強豪スイスに勝利したものの、ここまで1勝4敗と本領発揮には至っていない。現地で中継の解説を務める石崎琴美さんに、フォルティウスの“本当の強さ”と今後の展望を聞いた。(全2回の2回目/前編へ)
現地で聞いた「伸びてる」「まだ伸びてる」の声
――ショットの精度のところでいうと、ドローショットが長くなってしまうミスが散見されるのが気になりました。現地でご覧になっていて、どう感じますか?
石崎 ミスの傾向的には、短くなるミスよりも長くなるミスのほうが多く見受けられますね。特に試合後半にかけて、石がすーっと滑っていって「このくらいのウェイト」という感覚よりも伸びている印象です。私自身もタイムを計っているんですが、選手たちからも「伸びてる」「まだ伸びてる」というワードが聞こえてきます。
――そこにアジャストするのも課題になりますね。
ADVERTISEMENT
石崎 そうですね。アイスは時間帯でちょっとずつ変化していきます。同じシートを使っていても次の日には状態が変わっている。毎試合感覚が違って、同じアイスはない。経験上、頭で「伸びる」とはわかっていても、体に伝達されるまでにややギャップがあるんです。かといってウェイトの秒数に頼りすぎるのもよくなくて、そういうときこそフィーリングを大事にしてみるのもいいかもしれません。デリバリーを滑った感じでウェイトを合わせていく、というか。みんな経験豊富なトップ選手なので、それぞれのフィーリングを持っていると思うんですよ。自分の直感を大切にして投げてほしいですね。
なぜ強豪スイスに勝てたか「強い相手のほうが…」
――勝利したスイス戦のようなカーリングを再現することはできそうでしょうか。

