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「葵来もすんごいうまかったし、おめでとう」銀・木俣椋真が金メダル・木村葵来を爽やかに祝福…ビッグエア“ワンツーフィニッシュ”最強日本勢の関係性

posted2026/02/08 17:19

 
「葵来もすんごいうまかったし、おめでとう」銀・木俣椋真が金メダル・木村葵来を爽やかに祝福…ビッグエア“ワンツーフィニッシュ”最強日本勢の関係性<Number Web> photograph by Nanae Suzuki/JMPA

男子ビッグエアで金メダルを獲得した木村葵来(左)と銀メダルを獲得した木俣椋真

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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Nanae Suzuki/JMPA

 新たな歴史が刻まれた。2月7日、ミラノ・コルティナ五輪スノーボード男子ビッグエアで木村葵来(きら)が金メダル、木俣椋真が銀メダルを獲得。この種目では日本男子初のメダルをもたらした。

 競技は1人3本を滑り、得点の高い2本の合計点で順位が決まる形式。木村は1回目に5回転半を成功させて89.00点でトップに立つ。2回目はミスが出たが3回目でバックサイドの5回転半、90.50点を得て合計179.50点。2回目までトップに立っていた木俣は、3回目で先に高得点をたたき出した木村を見て、バックサイドの6回転にチャレンジ。成功ならず、2位でフィニッシュした。

「有言実行ですね」

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 木村の笑顔が弾ける。金メダルを目標にしてきて、それを現実にしたのだ。

昨シーズンは“日本勢唯一の予選落ち”も

 2004年6月30日に生まれ、21歳で迎えた初めての大舞台だった。岡山県に生まれ育ち、幼少期から父に連れられスノーボードを始めた。2014年、テレビに映る光景に目を奪われた。ソチ五輪の、スノーボード・スロープスタイルだった。それがオリンピックへの憧れとなった。本格的にスノーボードに取り組み、やがてビッグエアとスロープスタイルに打ち込むようになった。取り組んでいた体操で培った空中感覚もいかし、スノーボードで頭角を現すのに時間はかからなかった。プロとして活動するようになり、大会で好成績を重ねた。

 ちなみに出身校の倉敷翠松高校は、フィギュアスケーター高橋大輔の母校としても知られている。

 2023-2024シーズンにはビッグエアの年間チャンピオンに輝いた。だが昨シーズンの開幕を前に怪我を負い、軌道は乱れた。昨シーズンは世界選手権のビッグエアで日本勢ただ一人予選落ちするなど、納得のいかないシーズンを過ごすこととなった。

【次ページ】 スノーボーダーでは珍しい“丸刈り”の理由

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