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小平奈緒が号泣するイ・サンファを抱きしめた日「五輪前もメッセージを送ってくれて」10代からの仲、結婚式にも祝意を…話題を呼んだ“2人の関係”
posted2026/02/09 06:00
2018年平昌五輪の500mで、銀メダルのイ・サンファを抱きしめる小平奈緒
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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JIJI PRESS
2018年平昌五輪の500mで日本女子スピードスケート界史上初となる金メダルを獲得した小平奈緒。王者として臨んだ前回北京五輪は、500mが17位、1000mが10位に終わった。その姿を会場の放送席から見つめていたのが、元韓国代表の李相花(イ・サンファ)だった。2人の関係とは? 話題を呼んだノンフィクション記事のハイライト版をお届けする。
2022年の北京五輪、スピードスケート女子500mで前回女王の小平奈緒は、スタート1歩目で左足がつまずいた。連覇はならず17位という結果だった。
「最初の1歩目で左足が引っかかってしまって、その後、立て直せませんでした。自分のスケートがどんどん離れていく感覚で、自分のやりたい表現がまったくできなかった。足がとられてしまった瞬間に、頭の中が真っ白になってしまいました」
小平と李の関係…「五輪前のメッセージ」
レース直後、小平はリンクサイドで韓国テレビ局のインタビューを受けた際、元韓国代表の李相花(イ・サンファ)を探したという。李は女子500mの世界記録保持者であり、2010年バンクーバー五輪と2014年ソチ五輪でこの種目の連覇を達成している選手だ。
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「ちょっと、相花(サンファ)を探せなかったんです。韓国のテレビのインタビューを受けたけど、相花がどうしても見つからなくて……」
小平と李の友情は10代の頃から育まれ、W杯転戦先で励まし合い、互いに助け合って深まったものだった。北京五輪前も李は小平を応援していた。
「『奈緒はうまくいってるよ』『奈緒ならできるよ』という言葉を何度も何度もかけてくれた。今シーズンは前半戦からメールを送り続けてくれたのでとても心強かった。五輪前もメッセージを送ってくれて……」
