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近藤心音22歳“棄権問題”の論点「相次ぐ転倒、棄権…雪質を指摘する声も」五輪アスリートへの誹謗中傷を「無視すればいい」という無責任さ

posted2026/02/09 17:21

 
近藤心音22歳“棄権問題”の論点「相次ぐ転倒、棄権…雪質を指摘する声も」五輪アスリートへの誹謗中傷を「無視すればいい」という無責任さ<Number Web> photograph by AFLO

フリースタイルスキー女子スロープスタイルの公式練習で転倒し、7日に棄権が発表された近藤心音(22歳)

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松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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 ネット上のニュースのコメント欄、SNSなどでの誹謗中傷は、スポーツ界にとっても大きな課題となっている。そしてミラノ・コルティナ五輪でも、変わらず問題であることが浮き彫りになっている。

公式練習で転倒、救急車で搬送された

 直面したのはフリースタイルスキー女子スロープスタイル及びビッグエア代表の近藤心音だ。

 2月5日、近藤は最初の種目スロープスタイルの公式練習中に転倒。救急車で搬送される事態となった。翌日の公式練習には参加したものの、7日の予選は棄権が発表された。

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 会場で取材に応じた近藤は、左膝前十字靱帯と内側側副靭帯の損傷、半月板の骨挫傷と診断されたこと、通常なら歩くことができない状態であることを明らかにした。

 医師から告げられたのは5日のことだったという。それでも「最後まであきらめずに取り組んでみないと納得ができないと思いました。確実に出場は不可能だろうということでしたが、どこまで取り組めるのかは私の気持ち次第」と最後まで粘った上での判断であった。

「やっぱり北京のことがあって…」

 また、こうも語っている。

「やっぱり北京のことがあって今回だったので、欠場っていう選択を絶対に自分でしたくなかったです」

 近藤は北京五輪でも代表に選ばれたが、公式練習中に転倒し右膝前十字靱帯と半月板損傷で欠場をよぎなくされた。その思いもあっただろう。一方で、こう語ってもいる。

「最後まであきらめず、最後まで心折れずにやりきることができたので、そこに関して申し訳ないっていう気持ちではなく、よく頑張ったって言ってもらいたいなって思います」

【次ページ】 「相次ぐ転倒、棄権…雪質を指摘する声も」

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