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ジャッジでもトラウトでもベッツでもなく…WBC米国代表、じつは第1回も“超スター軍団”だった「日本戦で疑惑の判定」「2次L敗退の決定的要因」
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広尾晃Kou Hiroo
photograph byGetty Images
posted2026/02/11 06:00
いち早くWBC参加を発表したジャッジなど超スター軍団のアメリカ代表だが……第1回のメンバーも綺羅星メンバーだった
〈野手陣〉
・捕手
バレット(カブス28歳)133試424打117安16本61点0盗 率.276
シュナイダー(ナショナルズ28歳)116試369打99安10本44点1盗 率.268
バリテック(レッドソックス33歳)133試470打132安22本70点2盗 率.281
・内野手
ヤング(レンジャーズ28歳)159試668打221安24本91点5盗 率.331
ジーター(ヤンキース32歳)159試654打202安19本70点14盗 率.309
ジョーンズ(ブレーブス33歳)109試358打106安21本72点5盗 率.296
ロドリゲス(ヤンキース29歳)162試605打194安48本130点21盗 率.321
テシェイラ(レンジャーズ25歳)162試644打194安43本144点4盗 率.301
リー(カブス29歳)158試594打199安46本107点15盗 率.335
アトリー(フィリーズ26歳)147試543打158安28本105点16盗 率.291
・外野手
グリフィーJr.(レッズ35歳)128試491打148安35本92点0盗 率.301
ホリデー(ロッキーズ25歳)125試479打147安19本87点14盗 率.307
ウェルズ(ブルージェイズ26歳)156試620打167安28本97点8盗 率.269
フランコーア(ブレーブス21歳)70試257打77安14本45点3盗 率.300
デーモン(レッドソックス31歳)148試624打197安10本75点18盗 率.316
ウィン(マリナーズ→ジャイアンツ31歳)160試617打189安20本63点19盗 率.306
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捕手は当代随一といわれるジェイソン・バリテック、前年シルバースラッガーのマイケル・バレット、内野は一塁が前年最多安打のデレク・リー、二塁がチェイス・アトリー、三塁が本塁打王、MVPのAロッドことアレックス・ロドリゲス、遊撃手がデレク・ジーター。控えにはミスターブレーブスのチッパー・ジョーンズ。外野は左翼が俊足のジョニー・デーモン、中堅がケン・グリフィJr、右翼がランディ・ウィン、DHには売り出し中のマーク・テシェイラ。オールスターゲームの出場者をさらに煮詰めたような、超豪華なメンバーだった。
なぜスター軍団は2次L敗退に終わったのか
メンバーが前年に打ったホームランは384本、ドミニカ共和国も前年MVPのアルバート・プホルズ、デービッド・オルティーズ、アルフォンソ・ソリアーノなどすごい顔ぶれだったが、本塁打数は280本。投手陣も含め、2006年のアメリカ代表は「世界最強軍団」と言うにふさわしかった。
しかし、この年のアメリカは自国で行われた決勝ラウンドに進出できなかったのだ。試合を追いかけよう。

